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アンパンマン

テーマ:個人的
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名古屋アンパンマンミュージアムに行ってきました。

「長島」にあるのに、「名古屋」(笑)。

これは、「千葉」にあるのに、「東京」ディズニーランドなのと一緒なんでしょうか(笑)。

でも、このアンパンマンミュージアム、長島スパーランドにあるんですよ。

長島スパーランド、長島温泉、ジャズドリーム長島、名古屋アンパンマンミュージアム。

並べてみると、とても同じ施設にあるとは思えませんね(笑)。


ところで、調べてみるとアンパンマンミュージアムは横浜にもあるんですね。

子ども達に大人気のアンパンマン、全国に広がりつつありますね。



学生時代高知にいた私にとって、アンパンマンにはいろいろと思い出があります。

「ふくらんだ顔がアンパンマンそっくり」
と言われたことがあるとか、そんなことではないんです。
昔はやせていましたから。


作者であるやなせたかしさんが高知県の出身で、その故郷である香北町(現在の香美市)に第一号のアンパンマンミュージアムがあるんですけども、昔、何回か行きました。

http://www.anpanman-museum.net/

男の、しかも大学生がアンパンマンを見に行くというのは、どうも変な話なんですけども、かわいいので仕方がないのです。

香北町のアンパンマンミュージアムには、玄関に各キャラクターの像があって、私は特にその像がお気に入りでした。

また、やなせさんの著書には、「もっとも影響を受けた作家は宮澤賢治である」と書いてあるものがあり、当時、宮澤賢治研究会を運営していた私たちは、「やはり賢治はすごい」と鼻息を荒くしたものです。

また、ミュージアムの近くには、鍾乳洞「龍河洞」があったり、龍河洞スカイライン休憩所から見る景色が素晴らしかったり、蝋人形の館「坂本龍馬記念館」があったりして、観光地としてもまとまっていました。

さらにさかのぼると、アンパンマンとの出会いは小学校の頃です。
まだまだテレビなどで有名になる前。
学校の図書館にアンパンマンという絵本がありました。
昔のアンパンマンは、こんな絵でした
あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)
その他大勢の絵本と一緒になっていましたけども、今考えればこれがアンパンマンの原点だったんですね。


そんなわけで、アンパンマンには昔から縁がありました。

まあ、だいたいの日本人はアンパンマンに何かしら縁があるんだとは思いますけどね(笑)。




さて、名古屋アンパンマンミュージアム。

連休ということもありましたが、すさまじい混雑でした。

長島スパーランドの一角をミュージアムにしているのですが、人・人・人。

場内のほとんどが、走り回る子どもと、カメラを構えた親。

アンパンマンの人気の高さがうかがえます。


かくいう私の娘もここ最近なぜかアンパンマンにのめりこみ、どんどん名前を覚えている段階です。

そんな娘のために尾鷲からはるばる走ってきましたが、とにかくすごい混雑…。

香美市のミュージアムとは違うね(笑)。


で、娘は、アンパンマンとその仲間達に囲まれ、もっともっとはしゃぐかと思ったのですが、そうでもありませんでした。

普段、尾鷲では絶対出会わない数の人に出会い、びっくりしていたのかもしれません(笑)。
ちょっと人見知りのところもありますし。

でも、目につくもの、手で触れられるものには、片っぱしから駆け寄って楽しんでいたようです。
子どもがわくわくするようなミュージアム


途中、ヒーローショーみたいな感じで、着ぐるみのアンパンマンたちが出てきてダンスをしておりまして、そのときもおとなしく見ていましたねぇ。
キャラクターショー

私は私で、「アンパンマンのダンスがパラパラか…」と思いながら見ていましたけども(笑)。

バイキンマンだけが違う動きをしていて、いわゆるひとつの「ドアラ」状態になっていました(笑)。

↑中日ドラゴンズのマスコット、ドアラ。そのぶっとんだキャラクターで有名です。




私、個人的な感想としては、香美市のアンパンマンミュージアムに行きたくなりました。

やっぱり、あそこが原点かなぁ…。

あそこにしかないものがいくつもあるし、落ち着いて見えるし。

香美市のミュージアムは、「絵本作家やなせたかし」がテーマなんですよね。

都会は、「大人気!アンパンマンのエンターテインメント」っていうのが前面に押し出されているような気がしました。




アンパンマンの人気の秘密は何なんでしょうか?

それは、「わかりやすさ」ではないかと思います。

身近な物が擬人化されているわかりやすさ。

ストーリーのわかりやすさ。

キャラクター、性格設定のわかりやすさ。

こういうところが、誰でも創れそうで、誰にも創れない、やなせたかしさんの素晴らしさなのではないかと。




その後名古屋に行って、ひさしぶりの知人に会ったり、コメダでのんびりしたりして。

うちの娘は、アンパンマンよりもシロノワールのほうが好きなのかもしれません(笑)。

そんな、充実した休日でした。












ドリーミングの「アンパンマンマーチ」。

説明不要ですね。
歌詞にある、「愛と勇気だけが友達さ」という箇所があり、「アンパンマンは、他に友達がいないのか?」という議論が起こったそうですが、作詞のやなせたかしさんは、全然そんなこと意識せずに書かれたそうですね(笑)。















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伊座利に行ってきました

テーマ:活性化
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さて一泊二日で、徳島県美波町にある、伊座利(いざり)地区に行ってきました。


伊座利の未来を考える推進協議会
http://www.izarijin.jp/


伊座利だより
http://izari-dayori.sblo.jp/


イザリCafeだより
http://izari.sblo.jp/



早田は、漁村として活性化事業を行っておりますが、同じように小さくて不便な漁村で、活性化で有名なところと言えば、伊座利だろうと。

現在、地域活性化事業で有名なところは、その多くが農山村です。

漁村はまだまだ少ないのが現状。

これには、補助金云々とか、生産物の売りやすさとか、まあいろいろと理由はつけられるでしょうけれども、今のところ、それが現実です。

そんななかで、伊座利は数少ない成功事例としてあちこちのメディアに取り上げられています。

人口は120人くらいで早田よりも少ないけれど、漁村留学制度を作り、何とかして学校を残す取り組みが成功し、高齢化率40%台が、20%台までになったそうです。

それくらい有名なところですので、「どうやって取り組んできたのか」を、町作りの視点からも、漁業者育成の視点からも、勉強させてもらいたい!ということで、地区から12人と男前コーディネーター1人の、計13人で徳島まで行って参りました。


バスで走ること約8時間。途中何度も休憩を入れて、やっとたどり着いた伊座利は、思っていた以上に不便な町でした。
伊座利の入り口

早田なら、車で20分走れば尾鷲に行って買い物もできますが、伊座利は開けたところまでもうちょっとかかります。

早田から尾鷲まで、バスだと片道500円ですが、伊座利から町までは1000円。往復2000円。そのバスも1日3本。

以前まで週1回ずつ来ていた八百屋さんや肉屋さんの移動販売も、人口が減りすぎてもう来てくれなくなってしまった。
(早田は火曜日と土曜日に八百屋さんが来ます。)

土がなく、岩山ばかりなので、畑がぜんぜんできない。

海も、湾というよりは入り江という感じで、切り立った岩山の隙間に、ひっそりと集落が固まって住んでいる感じ。
(早田湾は天然の良港だと言われています。)
四国はあちこちに平家の落人伝説があり、「え?こんなところに?」と目を疑うような不便なところに、人が住んでいます。


ただ、町はとてもキレイです。
町はとてもキレイです
タバコやゴミをポイ捨てをした人は、公衆トイレを掃除しなければならないという決まりがあるそうで、これはいい規則だなぁと思いました。

さらに、下水処理浄化槽があるので、川には手長エビがたくさんいて、海にはそのまま飛び込めそうな感じでした。



着いたその日に、伊座利の取り組みをスライドで説明していただきました。
スライドで説明していただきました

伊座利は過疎化が進んで人口が減り、「このままいくと学校がなくなってしまう」という事態になったとき、「何とかして町に学校を残さなければならない」という思いで町がひとつになり、どうやって伊座利に来てもらうか?ということを考え、行動してきたそうです。

海でできるさまざまな体験事業や、漁村留学制度などで外部との交流を深め、その過程で、カフェが必要だということになり、イザリCafeを作ったそうです。
イザリCafe外観

このイザリCafe、伊座利の新鮮な海の幸を食べることができるという評判で、年間、1万人くらいのお客さんが訪れるとか。
お刺身定食。おなかいっぱいになりました。

「漁村なのに、なぜ居酒屋ではないのか?なぜジャズが流れるカフェなのか?」
と思うかもしれませんが、ターゲットを女性に絞っているからだそうです。

カフェの中

のれんに赤ちょうちんで演歌を流せば、オヤジしか集まらない。女性と子どもは入ってはこられない。
そんな店では、商売にならない。
だから、女性が好むお店作りをしようと考えたそうです。
スタッフの女性は全員漁師の奥さんですが、東京の有名料理店などにも視察に行き、そこで勉強したことをカフェに持ち帰っているんだとか。

なるほど…。


また、メディアに取り上げられる回数も多く、明石家さんまさんや、おさかんクンも来たことがあるそうです。
漁協2Fに飾ってある写真。中央に、さんまさんがいます。
↑漁協の2Fに飾ってあった写真。中央に、さんまさんがいます。





実際の取り組みを、協議会の方に聞かせていただき、またその後町を見せていただき、いろいろ思ったことは、正直、早田のほうがまだよっぽど恵まれているなぁ…と。

だから早田も、伊座利のみなさんが行動してきたように、とにかく行動しなければならないなぁ…と。
記念に1枚

「早田らしさ」「早田の個性」を残し、町の中身を充実させつつ、外部への情報発信、交流、連携を密にして、どんどん具体的に行動していかなければならないなぁ…と、感じました。





あ、そうそう。伊座利の協議会には、活性化事業に関して守る8箇条というのがあるそうです。

伊座利のみんなが守っていること8箇条
1)違いを認め合うこと(十人十色、百人百様)
2)動くこと(考えるだけでは何も解決しない)
3)何をするかは自分達で考え実行すること
(実践経験のない行政マン、コンサルタントに振り回されない)
4)普段着であること(似合わないネクタイや化粧をしない)
5)住民が楽しむこと(過大なもてなしはしない)
6)子供も大人も、みんなが対等であること
7)活動を義務づけないこと(参加は自由、無理をしない)
8)グチを言わないこと


私はこのうち、2の「動くこと(考えるだけでは何も解決しない)」と、8の「グチを言わないこと」というのはとても大事だと思います。

「できない理由」を100個ならべても、できるようにはなりませんよね。
「できる理由」を1個さがしてやってみて、そこから学んだことを参考にまた動くこと、そしてそれを続けることが、大切なんだと思います。
動かないと経験値は増えませんし、マイナスのエネルギーからはマイナスの結果しか生まれません。
行動しないでごちゃごちゃ文句ばかり言う人は、何か大きな考え違いをしているんだと思いますね。



とまあ、こんな感じでした。

地区のみなさんも、早田にいてはわからない他地区の現状を実際に見てみて、とても参考になったと思います。

「早田は都会なんやなぁ」と言った人もいました(笑)。

「私たちもやらねば!」という気持ちになったのではないでしょうか。

そのモチベーションを保ち、前向きに取り組んでいきたいですね。


伊座利のみなさま、ありがとうございました!!














BGMは、さだまさしさんの「セロ弾きのゴーシュ」。

「セロ弾きのゴーシュ」というのは、もちろん宮澤賢治の有名な童話です。
出てくる主人公も場面も全然違いますけども、さださんは賢治に敬意を表してこのタイトルにしたそうです。
高知にいたころ、同じ宮澤賢治ファンとしてとてもお世話になった先生が、このブログを見つけてくれたその御礼に…。













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エビ網が始まりました

テーマ:ふるさと
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今日は寒いですね!

天気予報によると、本日の最低気温は13度。

だいぶ冷えてきました。


三重県の漁業規則では、イセエビ漁の解禁が10月1日になっています。

早田でも、エビ網が始まりました。

エビ網というのは、いわゆる「刺し網漁」で、海底に網を張って沈め、そこにエビがからまって動けなくなったところを引きあげるという漁法なのです。

どこに網を仕掛けたらエビがかかるのかは、熟練の漁師の知恵。

引きあげたエビを丁寧に網からはずすのも、熟練の技。

エビ網が港にたくさんあって、オジヤンたちがその網をきよっている(つくろっている)のは、秋から春にかけての早田の風物詩です。

組合の真ん前

向こうに崩れた崖が見えます

いつもの場所は土砂崩れが起きそうなので、みなさん漁協前に引っ越してきています。

大漁してほしいですね!


秋の味覚イセエビは、こんなふうに獲っているんですよ。

食べるときには、思い出してくださいませ。














BGMは、Mr.Childrenの「いつかの日か二人で」。

アルバム「Kind of Love」に収録されている名バラードです。
昔よく聴いたなぁ…。
ミスチルは、たくさんの曲に思い入れと思い出がありすぎる…。
ところで、この映像の櫻井さん、よく似てますね(笑)













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プロフィール

こうちゃん

こうちゃん

早田(はいだ)の漁協職員で、エクスマ8期生のこうちゃんです。
尾鷲生まれ尾鷲育ちですが、幼い頃から早田で遊んでお世話になりました。
広く、深く、楽しく、明るく、おおらかに、前向きに、良心的に、素直に、物事を捉えて考えて行動したいと思っています。
よかったらこのブログにも、そして尾鷲市早田町にも、遊びに来てください!

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