電気の柵
テーマ:獣害
2011年03月29日 09時02分
奥早田の畑に、電柵を設置しています。
「農作物を、作って売ろう!」という試みがあるんですけども、なにぶんここは野生の王国。
獣害対策をきっちり施しておかないと、サル・シカ・イノシシのエサになってしまいます。
昔は、こんなに獣害がなかったんですよ。
なぜなんでしょうね…?
こんなブログ↓を見つけました。
http://blog.new-agriculture.net/blog/2007/08/000309.html
なるほど…と思うスパイラルですね。
人間に必要な食べ物だろうが不必要な食べ物だろうが、とにかく里におりてきたら何も食べさせてはいけないということなんですね。
昔は早田も獣害なんて言葉はなかったんです。
山を切りひらいて作った畑がたくさんありました。
↓山の上の方まで段々畑になっているのがわかりますか?
↓こんなミカン畑がたくさんありました。
ちなみに二人は、私の祖父母です。
祖父は私が生まれる前に、祖母ももう亡くなりましたけども、ミカンを背負いカゴにいっぱい入れてえっちらおっちら山を下りてくる祖母の姿は、今でも覚えています。
↓でも、今では、荒れ放題。
自分が食べるだけの野菜も作れない状況なんです。
例えば、こんな柵や、
そんな柵や、
あんな柵。
これだけ厳重に作っていても、サルは網を噛みちぎり、シカはジャンプし、イノシシは突進してきます。
ですから、↓このように網で囲っていても、
↓アップにすると、わけぎが食べられています。
こうやって年寄りの楽しみが奪われ
→畑に行く気力がなくなり
→畑の世話をする人がいなくなり
→畑が荒れ
→さらに動物が跋扈してしまう
→野生の王国が勢力拡大
→最初に戻る↑
という、悪いスパイラルにおちいってしまうのです。
そういうわけで活性化事業の一環として、電柵(電気でビリビリする柵)を設置することで獣害が防げるのではないか?と考え、試験的にやってみることになりました。
クラーク株式会社さんからアドバイスをいただき、資材を購入。
まず、パイプにビスをねじ込む作業です。
想像通り、男臭いですよ。
何この人口密度。
次に、そのパイプを打ち込む場所を、確定させていきます。
そして、ハンマーで打ち込む!
土の中で石に当たって、手がしびれました…。
漁の後、大敷の若い衆にも手伝ってもらっての作業になりました。
ハンマーをふるっていたK君が、
「早く種を植えたいっすね!」
と、声をはずませていたのが印象的でした。
これだけ苦労して作った作物が、
こんなふうにシカに食い尽くされてしまったら…。
確かに気力が萎えるなぁ…と、実感しました。
日本全国で問題になっていますけども、獣害に関しては、もう本当に早急な対策が必要ですね…。
BGMは、のだめカンタービレより、「ベートーベン交響曲第7番」。
ドラマ版ののだめは、この曲で始まってこの曲で終わります。
番組を象徴する曲です。
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「農作物を、作って売ろう!」という試みがあるんですけども、なにぶんここは野生の王国。
獣害対策をきっちり施しておかないと、サル・シカ・イノシシのエサになってしまいます。
昔は、こんなに獣害がなかったんですよ。
なぜなんでしょうね…?
こんなブログ↓を見つけました。
http://blog.new-agriculture.net/blog/2007/08/000309.html
なるほど…と思うスパイラルですね。
人間に必要な食べ物だろうが不必要な食べ物だろうが、とにかく里におりてきたら何も食べさせてはいけないということなんですね。
昔は早田も獣害なんて言葉はなかったんです。
山を切りひらいて作った畑がたくさんありました。
↓山の上の方まで段々畑になっているのがわかりますか?
↓こんなミカン畑がたくさんありました。
ちなみに二人は、私の祖父母です。
祖父は私が生まれる前に、祖母ももう亡くなりましたけども、ミカンを背負いカゴにいっぱい入れてえっちらおっちら山を下りてくる祖母の姿は、今でも覚えています。
↓でも、今では、荒れ放題。
自分が食べるだけの野菜も作れない状況なんです。
例えば、こんな柵や、
そんな柵や、
あんな柵。
これだけ厳重に作っていても、サルは網を噛みちぎり、シカはジャンプし、イノシシは突進してきます。
ですから、↓このように網で囲っていても、
↓アップにすると、わけぎが食べられています。
こうやって年寄りの楽しみが奪われ
→畑に行く気力がなくなり
→畑の世話をする人がいなくなり
→畑が荒れ
→さらに動物が跋扈してしまう
→野生の王国が勢力拡大
→最初に戻る↑
という、悪いスパイラルにおちいってしまうのです。
そういうわけで活性化事業の一環として、電柵(電気でビリビリする柵)を設置することで獣害が防げるのではないか?と考え、試験的にやってみることになりました。
クラーク株式会社さんからアドバイスをいただき、資材を購入。
まず、パイプにビスをねじ込む作業です。
想像通り、男臭いですよ。
何この人口密度。
次に、そのパイプを打ち込む場所を、確定させていきます。
そして、ハンマーで打ち込む!
土の中で石に当たって、手がしびれました…。
漁の後、大敷の若い衆にも手伝ってもらっての作業になりました。
ハンマーをふるっていたK君が、
「早く種を植えたいっすね!」
と、声をはずませていたのが印象的でした。
これだけ苦労して作った作物が、
こんなふうにシカに食い尽くされてしまったら…。
確かに気力が萎えるなぁ…と、実感しました。
日本全国で問題になっていますけども、獣害に関しては、もう本当に早急な対策が必要ですね…。
BGMは、のだめカンタービレより、「ベートーベン交響曲第7番」。
ドラマ版ののだめは、この曲で始まってこの曲で終わります。
番組を象徴する曲です。
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春よこい
テーマ:ふるさと
2011年03月28日 09時22分
江崎貴久(きく)さん講演会の件が、3月27日付けの南海日日にのっていました。
掲載していただいて、ありがとうございます。
左端に、私も載っています。
どこかで見た顔だなぁと思ったら、私でした。
昨日は本格的に寒かったんですが、今日も負けずに冷えました。
くじらくんも以前書いていましたけど、早田では、寒いときは「寒いねぇ」と言いますが、もっと寒くなると「冷たいねぇ」と言うのです。
昨日今日にかけて、「冷たいねぇ」「冷たいのう」という会話があちこちで飛び交っています。
でも、寒い寒いと言いつつも、もう3月も終わりですよ。
4月は春です。
桜の声も聞こえてきそうだし。
「冬来たりなば、春遠からじ」ですよ。
でも、温暖化の影響なのかわかりませんが、ここ何年か、春と秋が短くなったような気がします。
イメージで言うと、
春 夏! 秋 冬! 春 夏! 秋 冬! ・・・
ってカンジですかね。
春服も秋服も、ちょっとだけ着たらもうおしまい。
とにかく暑くてとにかく寒い。
高知に住んでいた頃、こういう気候だったんですけども、尾鷲も高知のようになってきているのでしょうか?
緯度が上がってきてる?
ってことはやっぱり温暖化?
春だから気分転換というわけではないですが、ジェットストリームというボールペンを買いました。
メーカーは三菱で、インクの抵抗感がこれまでの3割減というペンです。
確かに、すらすらと書きやすいペンです。そう思ってるだけなのかもしれませんけども(笑)。
これに、ゼブラの折れないクリップがついていたら最高なのになぁ…と思うんですけどね。
「ホーホケキョ」という鳴き声も、よく耳にします。
そういえば以前、都会から来た友人がウグイスの鳴き声を耳にして、
「すごいなぁ。本物みたいじゃん!」
と言ったので、私は彼が何を言っているのかいまいち理解できませんでした。
「本物だよ」
と話したら、驚いていました。どうも、テープか何かで声を流していると思ったらしいのです。
都会では、本物のウグイスの鳴き声を聞かないのが当たり前で、早田では聞こえるのが当たり前。
その差が出たんですねぇ。
魚も春めいてきました。
本日、サワラがちょこっと水揚げされました。
春を告げる魚です。
イワシよりも小さなサバも水揚げされています。
5月くらいに獲れるもののはずなんですが…。
あと、ブリがじょじょにワラサになりつつあります。
脂がのっているのは、今のうちですよ。
このブログを読んでいる皆さん、早田の実家に電話して、「ブリ送って!」と頼むのも今のうちですよ(笑)。
あと、かわいらしいハガツオの仔。
↑ライターと比べても、そのかわいらしさがおわかりかと。
あ、ちなみに真ん中にいる白い魚ですよ。
下の魚は、アジです。
大きなアジです。
サバにしろハガツオにしろ、「大きく、おいしく、値段も高くなってから、おいで」と言いたいですね…。
BGMは、のだめカンタービレより、「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番第3楽章」
竹中直人の怪演が…素敵…☆
まあ、そんな話はともかくとして、このドラマのなかで、竹中直人演じるマエストロ(指揮者)シュトレーゼマンが、玉木宏演じる千秋に、「音楽と正面から向き合え!」「どう見せるかを考えろ!」と言うんですよね。
「どう見せるか?」ってのはとっても大切なんですよ。
これ、音楽だけじゃなく、ビジネスにおいてもとっても大切なことですよね。
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左端に、私も載っています。
どこかで見た顔だなぁと思ったら、私でした。
昨日は本格的に寒かったんですが、今日も負けずに冷えました。
くじらくんも以前書いていましたけど、早田では、寒いときは「寒いねぇ」と言いますが、もっと寒くなると「冷たいねぇ」と言うのです。
昨日今日にかけて、「冷たいねぇ」「冷たいのう」という会話があちこちで飛び交っています。
でも、寒い寒いと言いつつも、もう3月も終わりですよ。
4月は春です。
桜の声も聞こえてきそうだし。
「冬来たりなば、春遠からじ」ですよ。
でも、温暖化の影響なのかわかりませんが、ここ何年か、春と秋が短くなったような気がします。
イメージで言うと、
春 夏! 秋 冬! 春 夏! 秋 冬! ・・・
ってカンジですかね。
春服も秋服も、ちょっとだけ着たらもうおしまい。
とにかく暑くてとにかく寒い。
高知に住んでいた頃、こういう気候だったんですけども、尾鷲も高知のようになってきているのでしょうか?
緯度が上がってきてる?
ってことはやっぱり温暖化?
春だから気分転換というわけではないですが、ジェットストリームというボールペンを買いました。
メーカーは三菱で、インクの抵抗感がこれまでの3割減というペンです。
確かに、すらすらと書きやすいペンです。そう思ってるだけなのかもしれませんけども(笑)。
これに、ゼブラの折れないクリップがついていたら最高なのになぁ…と思うんですけどね。
「ホーホケキョ」という鳴き声も、よく耳にします。
そういえば以前、都会から来た友人がウグイスの鳴き声を耳にして、
「すごいなぁ。本物みたいじゃん!」
と言ったので、私は彼が何を言っているのかいまいち理解できませんでした。
「本物だよ」
と話したら、驚いていました。どうも、テープか何かで声を流していると思ったらしいのです。
都会では、本物のウグイスの鳴き声を聞かないのが当たり前で、早田では聞こえるのが当たり前。
その差が出たんですねぇ。
魚も春めいてきました。
本日、サワラがちょこっと水揚げされました。
春を告げる魚です。
イワシよりも小さなサバも水揚げされています。
5月くらいに獲れるもののはずなんですが…。
あと、ブリがじょじょにワラサになりつつあります。
脂がのっているのは、今のうちですよ。
このブログを読んでいる皆さん、早田の実家に電話して、「ブリ送って!」と頼むのも今のうちですよ(笑)。
あと、かわいらしいハガツオの仔。
↑ライターと比べても、そのかわいらしさがおわかりかと。
あ、ちなみに真ん中にいる白い魚ですよ。
下の魚は、アジです。
大きなアジです。
サバにしろハガツオにしろ、「大きく、おいしく、値段も高くなってから、おいで」と言いたいですね…。
BGMは、のだめカンタービレより、「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番第3楽章」
竹中直人の怪演が…素敵…☆
まあ、そんな話はともかくとして、このドラマのなかで、竹中直人演じるマエストロ(指揮者)シュトレーゼマンが、玉木宏演じる千秋に、「音楽と正面から向き合え!」「どう見せるかを考えろ!」と言うんですよね。
「どう見せるか?」ってのはとっても大切なんですよ。
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ガンガゼ駆除とドイツと江崎さん
テーマ:活性化
2011年03月27日 09時37分
3月19日に、ガンガゼ駆除が行われました。
以前も書きましたが、これは、早田湾藻場再生協議会が行っている事業です。
藻を食い荒らすガンガゼ(ウニの一種)を駆除することにより、湾内の藻を取り戻し、魚を呼び戻して豊かな海を再生し、漁獲量を向上させるのが目的です。
今回は、地区から31名、さらに市から7名、県から1名、三重大から8名の皆さんが参加してくれました。
ちなみに私は事務仕事があったので、参加しませんでした。
組合の建物の中に、こもっておりました(^^ゞ
とりあえず、写真を撮ってきてもらったので、それをアップします。
↓全員集合!
↓船の上からのぞきこみ、タモ(網)やカナツキ(モリ)でもって、ガンガゼを捕まえます。
↓ベテラン漁師の手にかかると、あっという間にカゴいっぱいになります。
↓捕まえたガンガゼの、トゲを取り除いているところです。写真右側では、ガンガゼのサイズと重量を記録しています。
以前、駆除したときは、トゲと殻を染料として利用しましたが、今回も公民館でやってみました。
これまで見られなかったような、キレイなピンクと紫が出ているようです。
また、食の方面でも利用できないか?と、関心を持っているところもあるようです。
今後の動きに注目したいですね。
ドイツフェスタも、江崎さんの講演会も、組合長がブログで紹介してくれたので、とりあえず僕からは補足のみを…。
ドイツフェスタですが、ドイツからは、「国」レベルの過疎に関する取り組み・研究発表を。
そして三重県からは、「事例」として、早田を紹介してくれました。
↓ですので、「ドイツ」と「早田」が並んでいます。
↓あと、学生さんが飲んでたマグカップ。
ドイツでも、日本アニメは人気なんですね…(笑)。
江崎さんの講演会、参考になるところがたくさんありました。
「なるほど…」と思ったところを、箇条書きで紹介いたします。
・ごく一部だけが恩恵を受けて、そこに行った気分になる浅い『観光』ではなく、『自然』、『住民』、『お客様』、『ガイド』、この四つみんながそれぞれ幸福な生活を続けていくためには、皆が同じように良かったねって思える『感幸』にしなければならない。そのバランス感覚が大切。マイナス部分を作ってはいけない。
・そのために、やる前から厳しいルールを設けて、きちんとそれを守っている。
・こだわって考え抜いたシナリオを作る。
・必要なものはすべてまわりにある。「○○がないからできない」は、言い訳にならない。
・地域が悪いと、自分一人だけががんばっても、地域に引きずられる。もしも、「この町が好きじゃない」のなら、「好きな町」に自分が変えてしまえばいい。「支え合う力がある町」「がんばった結果が出る町」に変えればいい。
・地域の景気を上げなければならない。そのためには、地域でいかにお金をつかう仕組み作りをするか?が大切。
・外にも内にも発信して、たくさんつながることが大切。つながればいろんな知恵・可能性が生まれる。
などなど、たくさんの話をしてくださいました。
旅館海月の女将であり、海島遊民くらぶの代表を務め、内閣府の「女性のチャレンジ賞」も受賞されている江崎さん。
やはり、実際に動いている方の言葉は違います。
講演後、参加者の皆さんから、
「とてもわかりやすくてよかった」
「ためになった」
「また早田に来てほしい」
という意見をいただきました。
江崎さん、ありがとうございました!
↓あと、館長の網にのった10キロのヒラメです。
10キロですから、ブリより重いんですよ。
身が分厚い、大きなヒラメでした。
エンガワは何人分あるのでしょうか…。
BGMは、のだめカンタービレより、「ブラームス交響曲第1番」。
我が家にはのだめの単行本が全部あるんですが、それを読んでいるうちにどうしても音楽が聴きたくなって、CDとDVDを借りてきました。
クラシックをわかりやすく人口に膾炙させたという点で、のだめは山本直純氏以来の功績だと思います。
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以前も書きましたが、これは、早田湾藻場再生協議会が行っている事業です。
藻を食い荒らすガンガゼ(ウニの一種)を駆除することにより、湾内の藻を取り戻し、魚を呼び戻して豊かな海を再生し、漁獲量を向上させるのが目的です。
今回は、地区から31名、さらに市から7名、県から1名、三重大から8名の皆さんが参加してくれました。
ちなみに私は事務仕事があったので、参加しませんでした。
組合の建物の中に、こもっておりました(^^ゞ
とりあえず、写真を撮ってきてもらったので、それをアップします。
↓全員集合!
↓船の上からのぞきこみ、タモ(網)やカナツキ(モリ)でもって、ガンガゼを捕まえます。
↓ベテラン漁師の手にかかると、あっという間にカゴいっぱいになります。
↓捕まえたガンガゼの、トゲを取り除いているところです。写真右側では、ガンガゼのサイズと重量を記録しています。
以前、駆除したときは、トゲと殻を染料として利用しましたが、今回も公民館でやってみました。
これまで見られなかったような、キレイなピンクと紫が出ているようです。
また、食の方面でも利用できないか?と、関心を持っているところもあるようです。
今後の動きに注目したいですね。
ドイツフェスタも、江崎さんの講演会も、組合長がブログで紹介してくれたので、とりあえず僕からは補足のみを…。
ドイツフェスタですが、ドイツからは、「国」レベルの過疎に関する取り組み・研究発表を。
そして三重県からは、「事例」として、早田を紹介してくれました。
↓ですので、「ドイツ」と「早田」が並んでいます。
↓あと、学生さんが飲んでたマグカップ。
ドイツでも、日本アニメは人気なんですね…(笑)。
江崎さんの講演会、参考になるところがたくさんありました。
「なるほど…」と思ったところを、箇条書きで紹介いたします。
・ごく一部だけが恩恵を受けて、そこに行った気分になる浅い『観光』ではなく、『自然』、『住民』、『お客様』、『ガイド』、この四つみんながそれぞれ幸福な生活を続けていくためには、皆が同じように良かったねって思える『感幸』にしなければならない。そのバランス感覚が大切。マイナス部分を作ってはいけない。
・そのために、やる前から厳しいルールを設けて、きちんとそれを守っている。
・こだわって考え抜いたシナリオを作る。
・必要なものはすべてまわりにある。「○○がないからできない」は、言い訳にならない。
・地域が悪いと、自分一人だけががんばっても、地域に引きずられる。もしも、「この町が好きじゃない」のなら、「好きな町」に自分が変えてしまえばいい。「支え合う力がある町」「がんばった結果が出る町」に変えればいい。
・地域の景気を上げなければならない。そのためには、地域でいかにお金をつかう仕組み作りをするか?が大切。
・外にも内にも発信して、たくさんつながることが大切。つながればいろんな知恵・可能性が生まれる。
などなど、たくさんの話をしてくださいました。
旅館海月の女将であり、海島遊民くらぶの代表を務め、内閣府の「女性のチャレンジ賞」も受賞されている江崎さん。
やはり、実際に動いている方の言葉は違います。
講演後、参加者の皆さんから、
「とてもわかりやすくてよかった」
「ためになった」
「また早田に来てほしい」
という意見をいただきました。
江崎さん、ありがとうございました!
↓あと、館長の網にのった10キロのヒラメです。
10キロですから、ブリより重いんですよ。
身が分厚い、大きなヒラメでした。
エンガワは何人分あるのでしょうか…。
BGMは、のだめカンタービレより、「ブラームス交響曲第1番」。
我が家にはのだめの単行本が全部あるんですが、それを読んでいるうちにどうしても音楽が聴きたくなって、CDとDVDを借りてきました。
クラシックをわかりやすく人口に膾炙させたという点で、のだめは山本直純氏以来の功績だと思います。
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