こうちゃんの早田（はいだ）ぶろぐ

早田の津波に関しては、人的被害はありませんのでご安心を…。

詳しくは、くじらくんや館長のブログを参考にしてください。





でも、インターネットやテレビ、新聞を見るたびに、信じられない光景に胸が痛みます。


町の人口、半分以上が不明とか…。

最後までアナウンスをしていた職員さんの話とか…。

原発とか…。

無責任なマスコミ報道とか…。


それでも、情報を手に入れたいと、メディアに頼ってしまいます。


…いや、もちろん、真実を伝えようとがんばっているマスコミの方もたくさんいらっしゃいます。
被災地へ取材に行くってのはホントにつらいんですよ。目の前で苦しんでいても、それをカメラにおさめないといけないわけです。
まあそういうわけで、すべてを批判するわけではないですよ。念のため。



このブログを読んでいる方にも、もしかしたら知り合いが亡くなったとか、まだ行方不明とか、そういう方もいらっしゃるかもしれません。

もしかしたら、実際に被災されている方もいらっしゃるかもしれません。


僕は、仙台に友人がいるのですが、「無事だ」というメールが来て、ほっと胸をなでおろしました。




義援金詐欺だの、チェーンメールだの、火事場泥棒のようなことをやって喜んでいるやつもいるようです。

都会では買い占めがひどく、物資がなくなっていると聞きました。


どうか、まず落ち着いて。

よく考えて、信頼できる人何人かに相談して、行動すべきだと思います。





尾鷲は昨日、夕方から雪が降って、天倉山は真っ白でした。

被災地は東北だから、もっと寒いと思います。


必死で救助活動に取り組んでいる方。

必死で原発の修理作業に取り組んでいる方。

孤立してもあきらめずに精一杯生き延びている方。

現地で助け合って生きている方。


どうかもうこれ以上、新たな被害が出ませんように。

心から願ってやみません。
















ＢＧＭは、さだまさしさんの「広島の空」。

短絡的かもしれませんが、日本で「原子力」と聞くと、どうしても「ヒロシマ・ナガサキ」を思い出してしまいます。
もうこれ以上悲しむ人が出ませんように…。















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３月９日、熊野の県庁舎で、「Ｂ級グルメを生かした集客交流」というセミナーが行われ、出席してきました。


現在、「Ｂ－１グランプリ」というイベントが行われていることは、皆さんご存じだと思いますが、このＢ級グルメ、町おこしの手段として熱い注目を浴びているのです。

「早田の食は、Ａ級である」

と、私は思っているのですが、このＢ級グルメによる町おこしにも興味がありまして、今回案内をいただいたので行ってきました。



講師の方は、藤村望洋氏。
早稲田エコステーション代表研究員で、総務省地域再生マネージャー、地域活性化伝道師として、活躍されています。



正直、「本題に関係あるの？」という話も多かったのですが、最後にしてくれた話が興味深かったので、ここに箇条書きで紹介します。


・「東紀州でＢ級グルメ」というのが今回のテーマだが、東紀州に限定してしまうと伊勢も熊野三山も入らない。
　伊勢も熊野三山も取り込み、「その間にある巡礼の道・東紀州」としてアピールしたほうがいいのではないか？

・「Ｂ級グルメで町おこし」という言葉に踊らされてはいけない。
　皆さんのところの食は、ホントにＢ級なのか？Ａ級ではないのか？
　Ａ級のものはＡ級として売らなければいけない。Ａ級として伝えなければならない。

・まず、「地域の人が地域のことをどれだけ知っているか？」ということが、地域を売り出すための第一歩になる。

・地域の広告を出したければ、子どもたちを教育すればいい。
　郷土料理の作り方、昔話、祭りの音楽演奏や踊りなどを完璧に教育して、郷土愛あふれる子どもたちを都会に出せば、その子どもたちが誇りを持って都会で宣伝してくれるだろう。

・現在、サル、シカ、イノシシなどの獣害は、日本全国どこでも聞く話だ。
　その対策として、「里犬」が考えられる。里犬とは、「町中で飼う犬」のこと。普段は放し飼いにして、動物を追わせる。面倒を見る人を決めて、エサと小屋を町が用意する。
　犬猿の仲とはよく言ったもので、この方法である程度効果が出ているようだ。
　山梨県に里犬の調教センターがあるから、三重県の市町村も導入すべきだ。

・最後に、平安時代から現在まで、熊野古道は数限りない人たちが通った巡礼の道だ。
　その地域に住んでいるんだという誇りを持っているか？世界遺産だという誇りを持っているか？
　「東紀州が日本を救うんだ」というような大きな気持ちを持って、今後の活性化事業に取り組むことが大切なのではないか。


このような、テーマの枠にはまらない様々な話をしてくださいました。



藤村先生、有意義な話をありがとうございました。















ＢＧＭは、水森かおりさんの「熊野古道」。

…説明不要ですね（笑）
ご当地ソングの女王です。












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毎月第一土曜日には、尾鷲港の魚市場でイタダキ市が開催されます。



実はまだ行ったことがなかったので、この３月５日、行ってきました。



鮮魚に干物、魚ご飯にお寿司、野菜に果物、鯛味噌からお菓子まで、ありとあらゆる尾鷲の名物が集まっていて、出店をのぞくだけでも楽しかったです。


この日、新しい公衆トイレ、「みなトイレ」のお披露目がありました。



トイレとゴミ箱ってのは、無いと不便なんですが、作ったあとの管理がたいへんなんですよね。

早田にも欲しいんですけどねぇ…。



ちなみに僕が買ってしまったものはコレ。↓



お店を見てると、あれもこれも！って、目移りします。

みんなでおいしくいただきました。
















本日のＢＧＭは、THE BLUE HEARTSの「僕の右手」。

この歌、ブルーハーツで一番好きなんです。
右手をなくしたミュージシャンの歌。実話らしいですね。
勢いのなかにどこか寂しさがあるのは、そのせいなのかもしれません。


















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