こうちゃんの早田（はいだ）ぶろぐ

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以前、「魚価対策」の話をちょこっとしたんですけども、あれからいろいろ考えてて、ふと思ったことがひとつ。

「ホントに今の人って、魚を食べてないの？」

みんなが魚を食べないから魚価が下がっているって、一般的に言われているんですが、ホントにそうなのかな？


例えば、こないだ行った伊座利にあるイザリカフェだって、「新鮮な魚」を前面に押し出して年間１万人が来ているそうだし。

千葉に行ったときに見た道の駅にある漁協直営のレストランには行列ができていたし、魚屋さんは午前中に売り切れてしまうって言ってたし。

尾鷲のおみやげ物屋さん、おととは、土曜日にとれとれ魚フェアをやっているけれど、地元のお客さんがよってたかってすぐ売り切れになってしまうし。

名古屋にいたときでも、居酒屋に行くと、お刺身から品切れになっていくのがほとんどだったし。


・・・ホントに、魚を食べないの？


確かに、「魚をさばく」ということに関しては、若い人ほどさばける人が少ないと思うんです。

だから、普段食べない。


でも、「ここに行けばおいしい魚が食べられる」ってわかっているところには、車で何時間もかけても、そこに行くんですよね。


・・・ってことは、伝え方次第なのか？



私の師である、カリスママーケッター藤村正宏氏はよく、「今が不況だとは、とてもじゃないが思えない」って言うんです。

自分の会社が良くないことを、「不況だから」って言い訳していてはいけないって。

だって、高いモノがたくさん売れてるから。

ルイ・ヴィトンのバッグ、カルティエのタンク・フランセーズ、書斎館の万年筆、BMWの７シリーズ、阿寒湖のホテル鶴雅・・・。

これらは、「価値をちゃんと伝えているから売れる」んです。

じゃあどうやって価値を伝えていくのか？ってことを考えて実践して行くのがマーケティングなんですけど、魚に関して、ふっと師の言葉を思い出して振り返ってみたとき、「日本人はホントに魚を食べなくなったの？」って考えると、そんなことはないですよね。

おいしい魚を食べたい人はたくさんいるはず。


「価値をどうやって伝えるのか。」

まだまだ考えることはたくさんあるなぁ…と思いました。













BGMは、Billy Joelの「The Stranger」。

印象的で起伏のあるイントロからの男っぽい歌声。
かっこいい歌ですよねぇ。
このライブバージョンは素晴らしいと思います。














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