こうちゃんの早田（はいだ）ぶろぐ

今日のブログは理屈っぽくて、わかりにくいかもしれません。

なるべくわかりやすく書こうとは思うのですが・・・。

それでもお付き合いいただける方のみ、お読み下さいませ。









私たちが普段使っているのは、日本語です。

何気なく話しているのは、日本語。


英語でもフランス語でも何語でも、言語には文法というものがあります。


文法＝言葉のルールです。


もちろん、日本語にもあります。

小学校、中学校のとき、国語の授業で文法を習いましたよね。

体言とか、用言とか。

助詞、助動詞。

五段活用、上一段活用。

未然連用終始連体仮定命令。

・・・あー、あれはホントにめんどくさかった・・・。


いやいや、別に昔を思い出して憂鬱にさせたいわけではないのです（笑）



文法の中に、形容詞っていうのがあるんですけども、これが、尾鷲弁ではありえない動きをするのです。


形容詞というのは、「ものごとを性質や状態を説明する言葉」です。

たとえば、

「文法はむずかしい」

という文だと、「文法」というものは「むずかしい」ということを説明しているわけですから、「むずかしい」が形容詞なわけですね。

「い」で終わる言葉が形容詞って覚えている方もいると思います。



はい。

伝わってますか？



で、この「むずかしい」を強調しようと思うと、「とても」という副詞を、頭につけます。

「とてもむずかしい」

これで、「むずかしい」の意味が強調されたわけですね。


英語で言うと、「difficult」が、「very difficult」になったわけです。



この「とても」のように、「形容詞を強調する言葉」というのは、形容詞の前につきます。

この、「とても」も、日本各地でいろいろありますけども、位置は同じく「形容詞の前」と、決まっています。

北海道だと、「なまらむずかしい」。

関西地方だと、「めっちゃむずかしい」「ごっつむずかしい」。

中国地方だと、「ぶちむずかしい」。

福岡だと、「ばりむずかしい」。

長崎五島列島だと、「ざまなむずかしい」「ぼろぼっくむずかしい」「がらがっしむずかしい」。


ね。

いろいろあるけど、みんな位置は一緒でしょ。



しかーし！

尾鷲弁は違います。



「むずかしきってく」


「むずかしい」という形容詞の語尾が変化（付加）されて、強調されるのです。


「とても青い」は、「青きってく」

「とてもやさしい」は、「やさしきってく」

「とてもうるさい」は、「うるさきってく」


きってくきってくきってく。


大学の方言学の恩師によると、このように形容詞が動詞のように変化する文法は、日本語にはないそうです。




今でも覚えていますけども、「自分の地域の方言を紹介する」という授業のとき、いきなり先生が、

「今、あなた何て言ったの！」

と興奮して叫びました。


でも、言われた僕は、ポカーンでした（笑）

だって、自分にとっては、普段から話している言葉ですからね。


「何か怒られることを言ったんだろうか？」

と考えてしまいました（笑）


先生が興奮しながら、

「日本語にはないのよ！あなた、スゴイ言葉をしゃべってるのよ！」

と言われ、詳しく説明してくれたので理解しましたけども。


何度も、「間違いないのね？」と念を押されて、「論文に使っていい？」と聞かれ、掲載されることになりました。


このとき、「方言ておもしろいなぁ」「方言が残っている地域に生まれ育ってよかったなぁ」と思いました。

そして、方言というものに興味を持つようになりました。

その地域独自の方言て、とっても味があって大好きです。



こんな僕ですが、鹿児島に行って居酒屋に入ったとき、周りの人が何をしゃべっているのか、さっぱりわかりませんでした。

「わざと僕にわからない言葉をしゃべっているのか？」

と思うくらい、わかりませんでした。

薩摩飛脚とはよく言ったものです。


日本は狭いと言いますが、そんなことはない。

方言も、地域の個性のひとつですよね。

誇りを持ってしっかり残しておくことが、大切だと思います。








BGMは、夏川りみさんの「涙そうそう」。

いい唄ですよねぇ。
せっかくですから、ウチナーグチヴァージョンで。
僕らが聞くと全然わからない沖縄方言も、ちゃんとルールがあるんですよ。
ちょっとくらいわかるようになりたいなぁ・・・と思ったりします。
その前に、沖縄には一度も行ったことがないので、行ってみたいなぁ・・・と。








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寒いですねぇ。

今朝は、一番冷え込んだような気がします。

何なんでしょうこの寒いのは。

ニュースで見る最低気温以上に（以下に？）、寒い気がします。




一月から二月にかけて、早田では、地区の行事が目白押しです。



１月１日　「神楽奉納」

１月２日　「御弓行事」（現在はありません。今年は写真会でした。隔年で「お正月だよ！全員集合」という子どもたちが主役のイベントがあります）

１月４日　「終始参り」

１月６日　「おこない」（お寺の祈祷行事）

１月１５日　「石行」（般若心経を石ひとつひとつに一文字ずつ書いて、それを船から海に投げ入れる行事）

１月１６日　「共同組合総会」

１月２８日　「お日待ち」

２月１１日　「早田神社祭礼」

２月１２日　「稲荷神社祭礼」
　　　　　　「早田公民館音楽祭」


２月の祭礼は、現在は踊り行列はありません。


できたら、こういう文化・伝統は、しっかりと残していきたいものです。


「現在はありません」って、書きたくないですよね。

「元気にやってます」って書きたいですね。




そういう大きな理想のために、何をすればいいのか。


具体的な目標・将来像と、そこに至る道筋を決めて、ひとつずつ実践していくことが大切ですよね。



いろんなことを勉強したり。

いろんな人と仲良くなったり。

いろんな地域を見せてもらったり。


そして、いろんなことを実際にやってみる。



今年は、もっともっと実り多き年になりますように。




寒いですけども、風邪なんかひかないで笑顔で元気に過ごしましょう！







BGMは、ウルフルズの「ガッツだぜ！」。

寒いときには、熱い唄を。
とにかく熱い唄を。







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本日（１月７日）付の紀勢新聞に、デカデカと掲載されました！！


尾鷲市近辺にお住まいの方、もうご覧になりましたか？


一面トップ記事ですよ。


まあ、一面と二面しかないんですけどね。


でも、これだけ大きく取り上げられるとうれしいですねー。



何の記事かと言いますと、１月２日に行われました、「第一回むかしなつかし写真会」の記事です。



こんなに大きく掲載されるとは思っていなかったので、とってもうれしく思っております。



今日は朝から、「新聞見たよ！」と何回も声をかけていただきました。



けっこう大きかったのでスキャンしにくかったのですが、何とかこのブログにアップしないと！ということで拡大縮小をがんばってみました。


ちゃんと読めるでしょうか？





この写真会で伝えたかったことが、ほぼそのまま掲載されていてありがたいです。

うれしいですねー。


ちなみに、僕のまとまりのない話も、そのまま掲載されています（笑）





僕らは１２０〜１３０人だと思っていたのですが、新聞には９０人になっています。

まあ、間をとって、１１０人くらいにしときましょうか（笑）





現在、公民館に写真を展示してありますけども、この新聞も同じパネルに貼りつけてあります。

よかったら見に来てくださいね。





「早田がこれだけがんばっているんだ」ってことを、これからもどんどん発信していきますよー！


新年早々、うれしいニュースになりました。









BGMは、さだまさしさんの「望郷」。

故郷に帰りたくなる唄です。
僕は尾鷲に帰ってきてはや２年ですけども、他所にいた頃は、「故郷」をテーマにしたさださんの唄を聴くと、郷愁の年がつのったものでした。
ぜひ皆さんも、これを聴きながら自分の故郷を思い出してください。
そしてたまには帰ってきてくださいね☆








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