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寛永通宝

テーマ:ふるさと
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本日2発目のブログ。

稲荷神社を掃除していた伴子さんが、「こんなものが出てきたよ」と古銭を持ってきてくれました。

一銭と寛永通宝
一銭硬貨と、寛永通宝です。

袋に入ったまま雨水に浸かっており、だいぶ錆びてぼろぼろになっています。

穴があいているものや、今にも折れてしまいそうなものもあります。

この写真は、まだ表面が何とか読めるものをピックアップしてみました。


Wikiで寛永通宝を検索してみたのですが、ひとくちに寛永通宝と言っても、なかなか奥深いものなんですね。

江戸時代の通貨ですが、真鍮4文銭は2厘、銅貨1文銭は1厘硬貨として明治中期まで実際に流通していたようです。

字体や原料などから、作られた時代を推測することができるみたいですが、いかんせん、保存状態が悪すぎます。


古銭についてネットを見ていてわかったのですが、古銭マーケット的には、酢や漂白剤等で表面をキレイにしてしまってはダメなんだそうです。

未使用以外のものは一律ランクが下がってしまう。

酢や漂白剤で磨くということは、表面を削っていることになるから、古銭をさらに傷めていることになってしまう。

というわけで、古い物はそのままの状態で置いておけということだそうですね。

勉強になりました。

いやー、いい仕事してますねぇ。


…なんでも鑑定団も一時はどうなることかと思いましたが、今田耕司なら安心です。

イヤミのない機転で、とてもおもしろいですからねぇ。私は今田さんの司会は好きなんです。


そんな時事ネタも仕込みつつ、早田の歴史を感じた今日この頃でございました。


余談ですが、「厘」という単位を目にすると、宮澤賢治の『カイロ団長』という作品を思い出します。

カエルたちがしこたま呑んで酔っぱらってしまう、「舶来ウェスキイ」が、一杯二厘半。

気の良いカエルたちの、おもしろくて、ちょっと身につまされる物語。

でも、このカエルたちが持っていたのは、寛永通宝ではないでしょうね。

宮澤賢治は大正時代の人ですから、ちゃんとした一厘硬貨だったのかもしれません。














BGMは、Mr.Childrenの「タイムマシーンに乗って」。

1番に、「前略宮澤賢治様」という歌詞が出てきます。
学生時代、「宮澤賢治研究会」というサークルを立ち上げたことがあるんですが、その会誌に、この歌のことも書いた覚えがあります。
懐かしい。
鈴木先生やサークルのメンバーは、元気でいますか?














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詳しくはこちら↓をご覧ください。

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プロフィール

こうちゃん

こうちゃん

早田(はいだ)の漁協職員で、エクスマ8期生のこうちゃんです。
尾鷲生まれ尾鷲育ちですが、幼い頃から早田で遊んでお世話になりました。
広く、深く、楽しく、明るく、おおらかに、前向きに、良心的に、素直に、物事を捉えて考えて行動したいと思っています。
よかったらこのブログにも、そして尾鷲市早田町にも、遊びに来てください!

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男性

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