荒神堂へお参り
テーマ:ふるさと
2011年02月09日 13時43分
「ブリの前の冬枯れ」とは言え、あまりにも魚が少なすぎるっ…!
…いや、少ないのは早田だけではないんですよ。
他のところも、おしなべて少ないんですけども、それにしても少ないのレベルが違う…。
ということで、昨日は、くじらくんと八鬼山の荒神堂にお参りに行ってきました。
熊野古道のなかでも、もっとも難所と言われる「八鬼山峠」。
まともに踏破すると、片道5時間くらいかかります。
高校生のときに遠足で行ったのですが、その当時の体力をもってしても、非常にきつい峠でした。
その峠の途中に、荒神堂があるんです。
まあ、さすがに5時間歩くのもアレなんで、行けるところまで車で…ということで、九鬼のほうから登っていったのですが、その車道もとんでもない道です。
九鬼から行野浦に行く、旧道。
運転していたので写真は撮れなかったのですが、普通車だったらまず来たくない道。
でも昔はブリを運ぶために、この道を4トントラックで疾走していたそうですから、びっくりです。
だいたい、すれ違えるところが無い。
っていうか、車一台でも崖から落ちそうな幅だし。
道が行き止まりの地点、砂防ダムのところから登って行きます。
ここはけっこう急斜面。
すべらないように気をつけて歩きます。
ある程度登ると、八鬼山峠道に合流します。
もうだいぶ尾根の上まで来ているので、ここからは楽なんです。
石畳を踏みしめ踏みしめ、荒神堂を目指します。
途中の道ばたに、お地蔵さんがいくつもあります。
風情がありますねぇ。
これは、だいたいの距離を測る道標として置かれたそうですが、もう無いところもあるので、現在ではちゃんと別の案内が置かれています。
また、あちこちにいろんな掲示板があります。
こんな掲示板を読んで、歴史をかいま見るのも楽しみのひとつです。
僕は、だいたい最後まできっちり読みたいほうなので、どうしても時間がかかるんです(笑)
そうそう。
今回はただのハイキングではなく、大漁祈願ですので、くじらくんが御神酒を道にまきつつ、進んでいきます。
いよいよ、荒神堂が見えてきました。
御神酒、洗い米、塩をお供えし、賽銭を入れてお参りします。
荒神堂は、荒神さんを祭る「日輪寺」というお寺です。
近くには水場、トイレもあり、難所八鬼山峠の憩いの場となっています。
昔はここに茶屋があって、旅人が一息つく地点だったそうですよ。
ところで、ものの本で読んだのですが、お参りをするときに、「○○をお願いします!」「××しますように!」って、「お願い」してはいけないらしいですね。
ご存じでしたか?
そんなわがままは、神様は聞いてくれないそうです(笑)
「いつもありがとうございます」と、感謝の気持ちを込めてお礼を言うと、その人に良いことが起こるそうな。
コトバってのは、大事なんですねぇ。
荒神堂の近くには、お墓も並んでいます。
八鬼山は、山賊やオオカミも跋扈する、西国一の難所だったそうですが、その山賊を退治した山伏・万宝院のお墓もあるそうです。
せっかくここまで来たので、山頂を目指しました。
山道を抜けて、景色の良い山頂に!
あいにくのかすんだ空だったのですが、澄んだ空ならば、志摩半島まで見えるそうです。
眺望を堪能して、下山しました。
サザンカが咲いていたので、その美しさに思わずパチリ。
さあ、これで、大漁間違いなしでしょう!
お祭りの後からドカンと忙しくなるはずです!
あ、でも、お祭りには皆さん来てくださいね。
本日のBGMは、ゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」。
この方、つい最近お亡くなりになりました。
素晴らしく美男子ではない怖い顔をしているので、この人のCDにはあまり写真がありません。
雑誌の表紙になると、売り上げが下がるなんて言われたこともあったようですが、真実は定かではありません。
しかし!この方のギターは素晴らしいのです。
マシンガンのような速弾きも正確だし、ブルースにおける泣きのギターも鬼気迫るものがあります。
また一人、ハードロック界の巨匠がこの世を去ってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
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…いや、少ないのは早田だけではないんですよ。
他のところも、おしなべて少ないんですけども、それにしても少ないのレベルが違う…。
ということで、昨日は、くじらくんと八鬼山の荒神堂にお参りに行ってきました。
熊野古道のなかでも、もっとも難所と言われる「八鬼山峠」。
まともに踏破すると、片道5時間くらいかかります。
高校生のときに遠足で行ったのですが、その当時の体力をもってしても、非常にきつい峠でした。
その峠の途中に、荒神堂があるんです。
まあ、さすがに5時間歩くのもアレなんで、行けるところまで車で…ということで、九鬼のほうから登っていったのですが、その車道もとんでもない道です。
九鬼から行野浦に行く、旧道。
運転していたので写真は撮れなかったのですが、普通車だったらまず来たくない道。
でも昔はブリを運ぶために、この道を4トントラックで疾走していたそうですから、びっくりです。
だいたい、すれ違えるところが無い。
っていうか、車一台でも崖から落ちそうな幅だし。
道が行き止まりの地点、砂防ダムのところから登って行きます。
ここはけっこう急斜面。
すべらないように気をつけて歩きます。
ある程度登ると、八鬼山峠道に合流します。
もうだいぶ尾根の上まで来ているので、ここからは楽なんです。
石畳を踏みしめ踏みしめ、荒神堂を目指します。
途中の道ばたに、お地蔵さんがいくつもあります。
風情がありますねぇ。
これは、だいたいの距離を測る道標として置かれたそうですが、もう無いところもあるので、現在ではちゃんと別の案内が置かれています。
また、あちこちにいろんな掲示板があります。
こんな掲示板を読んで、歴史をかいま見るのも楽しみのひとつです。
僕は、だいたい最後まできっちり読みたいほうなので、どうしても時間がかかるんです(笑)
そうそう。
今回はただのハイキングではなく、大漁祈願ですので、くじらくんが御神酒を道にまきつつ、進んでいきます。
いよいよ、荒神堂が見えてきました。
御神酒、洗い米、塩をお供えし、賽銭を入れてお参りします。
荒神堂は、荒神さんを祭る「日輪寺」というお寺です。
近くには水場、トイレもあり、難所八鬼山峠の憩いの場となっています。
昔はここに茶屋があって、旅人が一息つく地点だったそうですよ。
ところで、ものの本で読んだのですが、お参りをするときに、「○○をお願いします!」「××しますように!」って、「お願い」してはいけないらしいですね。
ご存じでしたか?
そんなわがままは、神様は聞いてくれないそうです(笑)
「いつもありがとうございます」と、感謝の気持ちを込めてお礼を言うと、その人に良いことが起こるそうな。
コトバってのは、大事なんですねぇ。
荒神堂の近くには、お墓も並んでいます。
八鬼山は、山賊やオオカミも跋扈する、西国一の難所だったそうですが、その山賊を退治した山伏・万宝院のお墓もあるそうです。
せっかくここまで来たので、山頂を目指しました。
山道を抜けて、景色の良い山頂に!
あいにくのかすんだ空だったのですが、澄んだ空ならば、志摩半島まで見えるそうです。
眺望を堪能して、下山しました。
サザンカが咲いていたので、その美しさに思わずパチリ。
さあ、これで、大漁間違いなしでしょう!
お祭りの後からドカンと忙しくなるはずです!
あ、でも、お祭りには皆さん来てくださいね。
本日のBGMは、ゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」。
この方、つい最近お亡くなりになりました。
素晴らしく美男子ではない怖い顔をしているので、この人のCDにはあまり写真がありません。
雑誌の表紙になると、売り上げが下がるなんて言われたこともあったようですが、真実は定かではありません。
しかし!この方のギターは素晴らしいのです。
マシンガンのような速弾きも正確だし、ブルースにおける泣きのギターも鬼気迫るものがあります。
また一人、ハードロック界の巨匠がこの世を去ってしまいました。
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