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珍客あらわる

テーマ:ふるさと
本日2発目のブログ。


今日は七夕ですね。

でも、あいにくの雨。

織姫と彦星は、年に一度の逢瀬も楽しめないのでしょうか…。


7月に入り、そろそろ大敷もあがり支度を始めました。

歴史的な大漁であった九鬼は、もうとっくにあがっています。



そんななか、本日、思いもよらない珍客がやってきました。


ジンベエザメです。



それも、10メートルもありそうな超大型の。



大敷網に入ってしまったようで、ケンケンガクガクの議論の結果、絶滅危惧種ということもあり、逃がそうということになりました。


あちこちの水族館をあたってみたのですが、どうも大きすぎるようです。


私も船に乗って行って、本物を見てみたかったのですが、なにせ漁協職員ですから、市場で準備をしなきゃいけません。

というわけで、くじらくんが撮影してきてくれました。

海上から海中の写真を撮るというのは、なかなか難しいのです…。

ちょっと指がかかっていますが、見えているヒレは背びれです

この巨体!わかりますか?

頭の部分。まわりのシイラが小さく見えますけども、ちゃんとしたシイラなんですよ。

ジンベエザメ独特の斑点は、わかりますか?



あと、写真だけでなく、動画も撮ってきてくれました。

逃がすまでの一部始終を、Youtubeにアップしましたので、よかったらご覧ください。


ジンベエザメ その1


ジンベエザメ その2


あいにくの天気で暗いのと、水面が反射してなかなか撮影しにくいということもありますので、見えにくいかもしれません。

けれども、「とにかくでかい」ということはわかっていただけると思います。

ちなみに、その2のほうでモリのような道具でサメの身体を押していますが、これはモリではありません。
先が丸くなっていて、魚の身体を傷つけることはありません。

網から早く出られるように、みんなで魚を誘導しているのです。
いないとは思いますが、何もわからずに「ジンベエザメを虐待しているのか!」などと言い出す人がいたら困りますので、付け加えておきます。

また、その2のほうで、身体にタグのようなものがついているのが見えますので、もしかしたらどこかで研究材料になっているジンベエザメなのかもしれません。




ジンベエザメは、たくさんのコバンザメ、小魚やカツオなどを引き連れて、一群を作って泳ぐ魚です。

ですので、漁師にとっては大漁の前触れとされ、縁起の良い魚だと考える地域もあるそうです。


今日はあいにくの漁でしたが、もしかしたら明日から大漁が続いて、大敷があがりたくてもあがれなくなるかも??


…期待しましょう!!














BGMは、森昌子さんの「せんせい」。

1972年を引きずっています。
若い…。でもこの方は、いつまでも変わらず若いですよね。
花の中三トリオのなかで、最初から圧倒的に歌が上手かったと思います。















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プロフィール

こうちゃん

こうちゃん

早田(はいだ)の漁協職員で、エクスマ8期生のこうちゃんです。
尾鷲生まれ尾鷲育ちですが、幼い頃から早田で遊んでお世話になりました。
広く、深く、楽しく、明るく、おおらかに、前向きに、良心的に、素直に、物事を捉えて考えて行動したいと思っています。
よかったらこのブログにも、そして尾鷲市早田町にも、遊びに来てください!

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男性

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