ネズミフグ、その後の顛末記
テーマ:個人的
2013年10月29日 10時54分
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おはようございます。
本日早田は雨。
イセエビ刺し網をかけたのに雨というのは、漁師さんにとってはなかなかツライところ…。
イセエビは、真水に当たると途端に腰が抜けて商品にならなくなってしまうんです。
漁師塾塾生の柏木君も、今日はおとなしくロープワークでしょうか…。
さて、昨日のブログで「ネズミフグを食べる!」と宣言しましたが、勇気ある有志が、なんと9名!も集まり、尾鷲市内の某所で「ネズミフグパーリー」が開催されました。
えー、結論から言いますけども。
安心して食べられるものを食べましょう!(涙)
↑皮のアップ。
昨日の成果は何かと聞かれたら…。
さばくことに意義があった。
そういうことです。
うん。
この状態から、
この状態になるまで、約1時間半ほどかかっています(笑)
皮が固くて、新品の包丁でもなかなか切れない!
つーか、この包丁の初仕事がコイツになるとは…(笑)
で、中身を見せるのは、人によってはいやがるかもしれないということで割愛しますけども、8.5キロもあるのに、驚くほど身がない!
ほぼ、皮、顔、肝。
この3つが三大要素でした。
でですね。
やはりフグですから。
ハリセンボンの仲間ってことはフグですから。
あれが気になるわけですよね。
♪言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜♪
ぽいずん!!
もちろん気になりますよねー。
で、図鑑を見たりネットで調べたりするわけです。
で、たぶん、身はだいじょうぶだろうと。
でも、肝はどうなのか。
「沖縄では、身と肝を使ってアバサー汁にする」と、いろんな文献に書かれています。
しかし、別の参考資料には、「身は食べられるが肝はダメだ」と書かれています。
沖縄のものはOKだけど、他のところはダメなのかもしれない・・・?
そういう結論に達しまして、肝を入れた味噌汁を、4人でおそるおそるちろっとだけ舐めてみました。
んー。
おいしくない…。
あれ?
フグの肝って、もっとおいしいと思ってたんだけどなぁ…。
サバフグの鍋をすると、肝が一番好きなんだよねー。
(サバフグにも、シロやクロがいて、毒があるものがありますのでご注意を!)
でも、これ、おいしくないなぁ…。
つーか…。
あれ???
舌がぴりぴりしてきたかも…?
…4人が4人とも、同じ感想でしたので、肝はそのままお蔵入りになりました…。
気をとりなおして、身と野菜を入れて水炊き。
これはうまい!
…野菜が…(笑)
白菜も白ネギも豆腐もうまーーい!!(笑)
身をつまむ勇気がない(笑)
まあでも、おそるおそるちょこっとずつ身をつまんでみると…。
ふつう。
普通のフグの味だね。
うん。
(あ、普通ってことは、おいしいってことですよ)
正直、こんな幕切れになるとは…。
思ってもみませんでした。
「これがアバサー汁か!うまかった!」
っていうブログを書きたかったんですけど…。
ま、嘘は書けないですもんね。
で、終了後にみんなで話をしたのですが。
この8.5キロのネズミフグは、やはり南方から台風にのって、早田までたどり着いたんだろうと。
で、沖縄にいるものは毒がなくておいしいんだろうと。
ただ、早田にたどり着くまでに、いろんなものを食べて、体内に余計なものが蓄積されていくのではないか…。
余計なものを蓄積する機能を持っている生き物が、まさしくフグなわけですから。
そういう結果に落ち着きました。
はぁ…。
というわけで、最初にも言いましたが、今回の結論としましては…。
安心して食べられるものを食べましょう!(涙)
ということです。
勇気ある有志のみなさん、ほんとうにお疲れ様でした。
そして、今度はぜひ勇気を出さなくてもいいものを食べましょうね(笑)
あ、そうそう。
本日付の中日新聞くろしお版にデカデカと掲載されています。
この笑顔が…。
今となっては…(笑)
BGMは、布袋寅泰さんの「POISON」。
今日はもう…(笑)
これしか出てこない(笑)
ちなみにap bank fesでのライブ映像です。
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おはようございます。
本日早田は雨。
イセエビ刺し網をかけたのに雨というのは、漁師さんにとってはなかなかツライところ…。
イセエビは、真水に当たると途端に腰が抜けて商品にならなくなってしまうんです。
漁師塾塾生の柏木君も、今日はおとなしくロープワークでしょうか…。
さて、昨日のブログで「ネズミフグを食べる!」と宣言しましたが、勇気ある有志が、なんと9名!も集まり、尾鷲市内の某所で「ネズミフグパーリー」が開催されました。
えー、結論から言いますけども。
安心して食べられるものを食べましょう!(涙)
↑皮のアップ。
昨日の成果は何かと聞かれたら…。
さばくことに意義があった。
そういうことです。
うん。
この状態から、
この状態になるまで、約1時間半ほどかかっています(笑)
皮が固くて、新品の包丁でもなかなか切れない!
つーか、この包丁の初仕事がコイツになるとは…(笑)
で、中身を見せるのは、人によってはいやがるかもしれないということで割愛しますけども、8.5キロもあるのに、驚くほど身がない!
ほぼ、皮、顔、肝。
この3つが三大要素でした。
でですね。
やはりフグですから。
ハリセンボンの仲間ってことはフグですから。
あれが気になるわけですよね。
♪言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜♪
ぽいずん!!
もちろん気になりますよねー。
で、図鑑を見たりネットで調べたりするわけです。
で、たぶん、身はだいじょうぶだろうと。
でも、肝はどうなのか。
「沖縄では、身と肝を使ってアバサー汁にする」と、いろんな文献に書かれています。
しかし、別の参考資料には、「身は食べられるが肝はダメだ」と書かれています。
沖縄のものはOKだけど、他のところはダメなのかもしれない・・・?
そういう結論に達しまして、肝を入れた味噌汁を、4人でおそるおそるちろっとだけ舐めてみました。
んー。
おいしくない…。
あれ?
フグの肝って、もっとおいしいと思ってたんだけどなぁ…。
サバフグの鍋をすると、肝が一番好きなんだよねー。
(サバフグにも、シロやクロがいて、毒があるものがありますのでご注意を!)
でも、これ、おいしくないなぁ…。
つーか…。
あれ???
舌がぴりぴりしてきたかも…?
…4人が4人とも、同じ感想でしたので、肝はそのままお蔵入りになりました…。
気をとりなおして、身と野菜を入れて水炊き。
これはうまい!
…野菜が…(笑)
白菜も白ネギも豆腐もうまーーい!!(笑)
身をつまむ勇気がない(笑)
まあでも、おそるおそるちょこっとずつ身をつまんでみると…。
ふつう。
普通のフグの味だね。
うん。
(あ、普通ってことは、おいしいってことですよ)
正直、こんな幕切れになるとは…。
思ってもみませんでした。
「これがアバサー汁か!うまかった!」
っていうブログを書きたかったんですけど…。
ま、嘘は書けないですもんね。
で、終了後にみんなで話をしたのですが。
この8.5キロのネズミフグは、やはり南方から台風にのって、早田までたどり着いたんだろうと。
で、沖縄にいるものは毒がなくておいしいんだろうと。
ただ、早田にたどり着くまでに、いろんなものを食べて、体内に余計なものが蓄積されていくのではないか…。
余計なものを蓄積する機能を持っている生き物が、まさしくフグなわけですから。
そういう結果に落ち着きました。
はぁ…。
というわけで、最初にも言いましたが、今回の結論としましては…。
安心して食べられるものを食べましょう!(涙)
ということです。
勇気ある有志のみなさん、ほんとうにお疲れ様でした。
そして、今度はぜひ勇気を出さなくてもいいものを食べましょうね(笑)
あ、そうそう。
本日付の中日新聞くろしお版にデカデカと掲載されています。
この笑顔が…。
今となっては…(笑)
BGMは、布袋寅泰さんの「POISON」。
今日はもう…(笑)
これしか出てこない(笑)
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