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前鬼七重不動滝

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  「前鬼七重不動滝」

 出かけようと思っていたのに、早朝から雨がポツリポツリと落ちてきて、ちょっと迷ってしまいました。予報では午後から晴れと言うので、少し様子を見て奥の山の方に青空がほんの少し顔を見せたので、「GO!」ということになりました。

 池原ダムを過ぎると工事中の箇所が2〜3箇所ありました。下調べしておいたので分岐点はすぐに分かりました。予想通り、やっぱり道はあまり良くありません。滝の見えるポイントまでは5〜6kmあるようです。

 少し天気も良くなってきましたが、まだイマイチの感があります。先客がおりましたが、すぐに帰って行きました。三脚を取り出して撮影開始です。
  
 滝全体ですが、下の方にももう一段あるようです。

 
 上段

 
 下段

 
 上段部分を望遠で

 
 下段部分を望遠で

 途中で堺ナンバーの真っ赤なプリウスがやってきました。若いペアが出て来て、話をしているうちに遊歩道に興味を持ちだし、「面白そう」と言って戻って行きました。

 帰りに遊歩道のある場所に車が停まっており、どうやら降りて行ったようです。滝の近くまで遊歩道はあるようですが、川に掛かっていた吊り橋が何年か前の台風で流されており、復旧しているかどうか不明です。

 もちろん、その話もしたのですが、彼らは降りて行ったようです。滝の近くまで行きたいのは山々ですが、つり橋の様子も分からず、対岸に行ってもそれから何百段もの登りがあるようです。それを思うととても行く気になりません。このまま帰ります。

 帰りに池峰に立ち寄りました。道路のすぐ横に神社があります。此処で少し道草します。
 

  

 刈り取った稲が干してあります。作業していた方に「写真撮らせてもらって良いですか?」と尋ねると、「どうぞ、どうぞ」と気持ちの良い返事が返ってきます。下の写真のハーレーもその方の持ち物のようです。
 

 綺麗な花も咲いていたので、ついでに写真に収めました。
 

 

 
 もう、こんな季節なんですね。

 ついでに小森ダムまで足を延ばしてきました。
 
 
 木々も少しずつ色づいて来ているようです。紅葉の最盛期までもう少し、土曜は必ず晴れてくれると良いのですが・・・。

 

雨滝と大丹倉

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 「雨滝と大丹倉」
 
 網代と真鶴の視察から帰った翌日、天気が良いので以前から行こうと思っていた「雨滝」と「大丹倉」へ行ってきましたが、今日もまた天気が良いので「雨滝」まで行ってきました。

 前回は道が狭いので運転ばかりに気を取られ、あまり余裕がなくて見落とした場所がいくつかありました。そのひとつに「蝶の羽根岩」というのがあり、また、大丹倉も下から見ることが出来なかったので、それを見たくて出かけた訳です。
 先週は対向車もごくわずかで良かったのですが、今日は三連休の初日のせいか、けっこう対向車が多かったです。千枚田の見える場所でも記念撮影をしている人たちがいたので、今日はそのまま通り過ぎました。
 
 途中で千枚田の見えるポイントがあります。※先週の写真

 「蝶の羽根岩」という、蝶の羽根の模様をした岩があるらしいので、橋の手前に車を止めて降りて行きました。綺麗な模様の岩があるはずなのですが・・・。
 
 残念ながら岩が汚れていてはっきりしません。がっかりですね。

 それでも、綺麗な水の流れや深い淵があって楽しめました。
 

  

 

 

 
 岩がスライダーのようになっているので、夏場は良い遊び場になりそうです。

 「狭い、狭い」と思っていた道も、二度目になるとちょっと余裕が出来てきます。それでも狭い場所はやっぱり狭いのですが・・・。

 左に大きく曲がるカーブがあって、道幅が急に広くなった場所に来ました。すると、右手に大丹倉の大岩壁が目に飛び込んできました。「おぉっー!」と思わず感動します。
 
 中腹には滝も見えます。また、右の方の岩壁からも滝が見えました。
 
 
 先週の大丹倉からの景色


 もうしばらく行くと雨滝の看板が見えてきます。此処には車が3台ほど停められます。ちょっと階段を上った展望台から滝が見えますが、木が邪魔をしてハッキリとは見えません。
 

 でも、駐車場の脇から下に降りる遊歩道があり、簡単に河原まで降りることが出来ます。前回はこちらから写真を撮ったのですが、今日は飛び石伝いに対岸に渡ることが出来ました。
  

 
 真正面から撮るには長靴が要りそうです。ギリギリ飛べそうな距離ですが、機材を背負っていては無理でしょう。

 雨滝から引き返し、粉所に行きかけましたが、途中で引き返しました。引き返したところでお墓の中にお地蔵さんを見つけました。
 

 今日は時間があればもう一つ滝を見たかったのですが、この滝は次回まで取って置くことにします。前鬼七重不動滝ですが、近いうちに行ってこようと思っています。

 

網代と真鶴へ視察旅行

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 「網代と真鶴へ視察旅行」

 先週の9月4日と5日にかけて、神奈川県の網代と真鶴、小田原にある水産試験場の視察に行ってきました。参加者は早田大敷から9名に漁協職員1名、それに市の職員2名と県の職員1名の合計13名です。

 これは浜の活性化を図るための一環で、「儲かる漁業」という国の制度を実証している地域に出かけ、その良いところや問題点などを見聞きするためです。また、その制度を使って建造した漁船や設備も視察してきました。
 
 マイクロバスに乗り込んで、6時に事務所前を出発です。・・・・途中は省略。

 まずは小田原にある、神奈川県の水産試験場で「儲かる漁業」について、真鶴漁協の北村さんに説明を受けました。こちらからもあれこれと質問が飛んでいました。此処は明日も見学に来る予定ですが、今日は会議室を使わせてもらっただけです。

 
 
 会議の前に定置網の模型などを見学したり、相模湾の様子を同行した日東製網の社員に説明してもらいます。

 
 儲かる漁業についてのお話が始まります。

 会議の後で小田原から真鶴漁港に移動し、儲かる漁業の制度で建造した漁船を見学します。

 
 
 なるほど、よく考えて造られています。

 この後、熱海を経由して、今夜の宿のある網代に移動します。明日は午前2時半出港の予定です。寝不足にならないように9時には床に入りましたが、さて、他の者はどうだったんでしょうかね?


 9月5日 深夜1時過ぎ
 誰かの携帯のアラームで目が覚めてしまいました。1時半過ぎから出かける準備をします。2時にはホテル前に集合の予定です。長靴に胴付合羽、ヤッケ、それにカメラ。集まったところで漁港に向かいます。
 
 当然、真っ暗ですね。2時半の予定が実際の出港は3時だったようです。

  
 船に乗り込んで出港を待ちます。大きい船です。運搬船に氷を積み込んで、ぴったり3時に出港しました。

 
 いよいよ操業開始です。ただし、これは落し網で4日振りの操業だそうです。

 
 カマスの大漁でした。7〜8トンくらいあったのではないでしょうか。

 港を出て、ちょうど1時間で最初の操業が終わりました。今度は本当の箱網を起こします。此処の網は最初から最後まで16節という網です。いろんな考えがあって、この目合になったようです。
 この網の両端は環にロープを通して締め、真中を7台のキャッチローラーで起こしていきます。12名ほどで操業していますが、ほとんどが若いです。また、機械の使い方にも慣れていて、息が良く合っています。

 
 今度はそこそこの漁でしたが、途中で空が白んできました。

 
 「終わり!」の掛け声で最後の魚を運搬船に積んで終了です。

 まだまだ、操業は続きます。今度は熱海の前にある漁場まで20数分かけて移動します。

 
 漁場に到着です。すっかり明るくなっています。

 
 漁場は熱海の目の前です。

 
 向こうで運搬船が網を起こすのを待っています。 

 
 
 世間話などしながら、楽しくやっていました。

 
 残念ながら、大した漁ではありませんでした。意気揚々とは行かないものの、網代漁港に向けて走ります。

 
 運搬船の水揚げ作業が続いていました。ベルトコンベアーで選別機まで送ります。

 
 選別機による選別作業を見学します。

 この後、ホテルに戻って汗を流し、8時に朝食、9時には網代を後にして、真鶴に向かいます。

 
 真鶴漁港につくと、箱網を修繕していました。漁の模様を聞くと、なんとサバが20トンもあったそうです。市場では冷海水の設備や選別機などを視察しました。

 今度は小田原にある水産試験場に向かい、定置網に関してのいろんなことを教えてもらいました。

 
  
 大型の水槽を使って、強い水流が定置網に及ぼす影響などを説明してもらいました。

 この後、スライドを使っての相模湾の定置網の状況や、新しい考えによる資材の事などいろいろと教えていただき、大変参考になりました。

 さて、今回の視察旅行の目的はこれで終了です。試験場を後にしたのはちょうどお昼頃でした。今回の視察旅行では富士山が見えると期待していたのですが、昨日はようやく雲の切れ目に見えたものの、頂上は雲の中。
 そして、今日のお昼頃までは晴れていたで期待したのに、なんと午後からは曇って来て、今度は全く見えずでがっかりです。それでも無事に午後7時には帰ってきました。