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新造船 第八明神丸

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 「新造船 第八明神丸」

 ブログの更新がずーっとされておらず、お小言を頂戴してしまいました。多分、誰かがアップしているだろうと思っていたのと、遅くなったこともあったし、写真も余り撮れなかったし・・・。

 早田にとって、新しく船を作るのは30年前後ぶりになると思います。今度の船は19トン、全長は25m、全幅は5.8m、甲板までの高さが1.72m、エンジンは808馬力で、速力は12ノット強ですね。船の両舷の前後にスラスターが付いているので、横移動が可能です。
 
  
 
 

 熊本県の天草にある浜本造船で5月に建造を始めました。9月9日に現地で進水式を行い、9月26日に尾鷲に入港、県の検査を受けたのち、その日のうちに早田に回航して来ました。

 私も、回航のための船長他を乗せて尾鷲まで移動、進水式には行かなかったので、船を見るのは今日が初めてです。
 第一印象は「デカい!、広い!」ですね。早速、船に乗り込んであちこちからスマホで撮影です。先に帰って、回航してくるのを待ちます。「少し前に出たよ!」と電話があってから、40分余りで回航して来ました。
 

 さて、竣工式ですが、準備に結構大変でした。餅は当初、2俵の予定でしたが、「どこそこは3俵撒いた。」「他所からも人が来るからもっと撒け!」とか、いろいろと雑音が入ってきます。そんなわけで3俵に追加注文です。
 
 今回、朝日饅頭さんに注文しましたが、前日に餅をついて、当日に配達ということでした。したがって、餅は柔らかい状態です。

 11時から神事が始まり、社長はもちろんのこと、市長さんにもご出席いただき、10数名で執り行われました。神事は30数分で終了しましたが、餅撒きは11時50分の予定です。少し時間があります。神事の前から市場には餅を拾おうとたくさんの人が来ています。ざっと150〜200人くらいいたでしょうか?
 

 実は私、船の上で進行役をやっていました。おかげで写真を撮れませんでした。予定の時間にはまだ少し早かったので、待っている人は「まだか、まだか」と思ったでしょうが、時間まで待ってもらいました。

 時間を見計らって「どうぞ!」の掛け声で一斉に餅を撒いてもらいました。海に落ちたのもいくらかあったようですが、多分、満足されて帰られたと思います。
 ※サンバーストのレジのおばちゃんに聞いたら、40個くらい拾ったと言っていました。

 この後、船を沖に出して、左回りに3回廻ります。戻ってきたら祝賀会です。


 鏡開きを行い、一般の人にも樽酒と魚を食していただきました。魚は岩崎魚店さんと尾鷲漁協から調達しました。もちもちっとしていて美味しかったです。樽酒は好評のようで、女性陣もけっこう飲んでいたようです。

 早田大敷期待の第八明神丸ですが、今期もしっかりと大漁になってもらいたいものですね!。