このサイトは、旧ブログをHTML形式で保存したアーカイブです。最新情報は新しい「おわせの“早田”ブログ」をご覧下さい。

ここ、尾鷲市早田町は本当にすばらしい所であります。目の前には
豊穣の海、海亀,鯨、マグロが泳ぐ海があり、その後ろには、神々が
宿る山々にはヒノキをはじめ山の恵みに満ち溢れています。
そして又すばらしく美味しい水と空気があり、真に楽園であり、
宝の山であります。
このすばらしい自然環境のほか、重要なことを書き忘れていました、
それは早田の町の人たちの暖かさであります。

私はこの地は日本一、いや世界一だと思います。
貴方にこの楽園でお会いできるのを楽しみにしております。

<<最初    <前    93  |  94  |  95  |  96  |  97    次>    最後>>

海の話

テーマ:ブログ

 今、3月3日から4月8日まで県立熊野古道センターにて「熊野灘の海運・江戸期〜明治期の廻船を中心に」の企画展が開催されていますで、それにちなみ、私、尾鷲市(早田地区)地域おこし協力隊員として、また海を愛する者として海についての話をひとつ、尾鷲市に在るほとんどの町が海と繋がり(地理的)、たとえば、早田港からお隣の九鬼の港や尾鷲港にも、かえって陸路よりも海路のほうが利便性あるのではと思われるくらいです。 海を通じ多くの人や物が交流することにより、多くの情報や知識、技術が港や町が発展すると信じておりますが、残念ながら未だここは、尾鷲港や九鬼のようにその規模も知名度も小さく、外部の人を誰でも、気軽に、安心して迎える十分な施設やマリンレジャーの拠点としての施設もありません。 

 ここの海は直接すぐ隣町とも大阪や東京、はたまた全世界とも繋がっているのです。 世界に直接つながっているのはインターネットと母なる海なのですから、早田の港に、是非とも多くの人が気軽に、安心して訪れることが出来る所になるよう頑張りたいと思いますので、応援、ご協力おねがい致します。

削除

世界に直接つながる早田港です。

スペイン語は簡単便利

テーマ:ブログ

 今日は頭からスペイン語の話からはじめます。  日本人にとって、最も簡単な言語であると思います。  その一つは発音は2-3の例外を除きローマ字読みでOKなのです。 その例外のひとつHを発音しないことです、HA、HI、HU、HE、HOは「ハヒフヘホ」は「アイウエオ」の発音になります。 たとえば、Hola「ヤァー」(英語のHelloハロー)の意味はオラ!と発音します。 それとJはHの発音をしますので「ハヒフヘホ」の発音になります。 たとえば、Japon「日本」はハポンと発音し人の名前のJoseはジョセではなくホセと発音します。

 それから、スペイン語を使っている人口が非常に多く、英語圏に次いで世界で2番目に多い言語であります。 本国以外にほとんど中南米諸国のラテン文化圏の主要言語でありますので、英語とスペイン語を知っているとたいへん便利なのであります。

 また、このラテン圏には非常に高い文化を有する国々が多くあります。 たとえば、音楽ではスペインのフラメンコ、メキシコのマリアッチ、キューバのサルサ、アルゼンチンのタンゴ、ジャマイカのレゲエ、ブラジルのボサノバ、ポルトガルのファド、さらにイタリアのカンツォネにフランスのシャンソンがあります。 そのほか、文学やスポーツにも優れたものをもっているのは、オリンピックでのキューバやジャマイカの人々の活躍はよく知られいるところです。

 という訳で、みなさん、簡単、便利なスペイン語からラテン化しましよう!!

このラテン情報はまたつづきます・・・

早田の魚の美味しさの理由

テーマ:ブログ

 最も大きな要素はその地理的条件にあります。 漁場と水揚げ漁港が非常に近く、約3kmほどしかなく、海で泳いでいた魚は直ぐさま漁港の市場の水槽の中で泳げるので魚にかかるストレスを最大限軽減できるのであります。 もちろん、早田の漁師さんの魚に対する愛情とやさしい扱いによるものであることは言うまでもありません。

 さらに、もう一つは、その漁法にあります.ここでは大敷とよばれる定置網により、魚が自然に入り込むのを待つ、やさしい漁法であるからでもあります。

 このような条件と豊かな海で、ほんとうに多くの種類の魚たち、イワシから、ジンベイザメや海亀まで目にすることが出来ます。 もちろん、ブリ、タイ、ヒラメや伊勢海老などの高級魚たちもいっしょに泳いでおります。

 まるで竜宮城のようです、これに料理上手が加われば正に鬼に金棒です。

是非、こんな美味しい早田の魚を食べに来ていただければ、うれしいです。

ブリのこころ

テーマ:ブログ

 早田のブリの大漁の日にいただいたブリの内臓を冷凍保存していたの思い出し、昨日、自然解凍し、料理しましたので、その報告をいたします。

 ブリの兜(頭と顔)の部分は解体し、既に水煮にてポン酢でいただきましたが、その美味しさは刺身より優るとも劣らないものでした。 やはり、魚のなかで最もおいしいところですので納得です。 そしてブリの卵もその大きさから煮て二度にわけていただきました、日本酒と合わせこれも絶品でした。

 今日の報告はブリのこころ(心臓)の部分で、酒とみりんと醤油でしっかりと煮つけました。 その食感は少し歯ごたえがありますが、硬いというものではなく、濃縮した身の部分のような、小さな部位に相応したもので、その味も凝縮した旨味がありました。 そして肝とは異い濃い味ではなく、さっぱりとしたもので、すこし血を感じる味でしたので、日本酒よりはワインの方が合いそうでしたのでスペイン産の赤ワインと合わせてみましたが絶品でした。

早田の言葉

テーマ:ブログ

早田の言葉について、こちらに来て1か月と少しになりまが、大阪から200㎞位しか離れていませんが、お年寄りどうしで話されるとほとんど分りません。そして、一般の特長としてはなしの末尾に「サァー」が付くことです。 この緩やかな「サァー」は沖縄地方でよく使われる「良いサァー」と同じ使われかたで、東京方面で使われる短い「サァ」、「それでサァ」とかに使われるものとは全く異うものです。

もう一つ特長的なのは、「り」が付くことです。 例えば、「食べりー」とか「〜したやりー」のように使われる南大阪の岸和田でよく使われるものと同じ特長的なことばです。

 私見ですが、大阪とこちらの地方は昔から海道が発達し、隣町の九鬼は水軍時代から海道の要所で、大阪商船の定期船が入り、陸路は難所が多く、熊野詣に代表されるように困難が多くあったようですが、海路は今以上開けていて、海運や漁師の交流があり、遠くは四国や九州、沖縄とも容易に行き来していたのではないでしょうか。

 ことばの話のおまけで、大阪の私のところは「河内弁」で荒い言葉で、巻き舌が入り、これで怒られると非常の怖いもとのなります。 例えば「コラㇻㇻあ、ワレㇾㇾれ、何さらしてけっかる」(興奮すると語尾が吃音になります) 「何されているの」という意味です。 同じスペイン語の巻き舌は非常に上品なものなのです。 たとえば amor(アモール)「愛」という言葉やrosa(ロサ)「薔薇」のラ行の「r」は巻きがはいります。

 今日は荒天で出漁がなく、大雨なので畑仕事もできず、長々と書きましたが、この言葉の話は又つづきますので・・・

<<最初    <前    93  |  94  |  95  |  96  |  97    次>    最後>>

プロフィール

早田漁港

southeast

漁業と農業が大好きな永遠の少年で、
自然と山をたいへん愛する人です。

都道府県
三重県

メッセージを送る

このブログの読者

読者になる
読者数:0人

お気に入りブログ

最近のトラックバック