GOOD NEWS
本日は明るいお知らせがあります。 昨日10月11日付の紀勢新聞の「われら生涯現役」{いつまでも元気にいきいきと}のコラムにわれら早田町の三木満子さんが登場されました。
すばらし記事なのでそのまま紹介します。
「1着縫っては歌いに」
早田町 三木満子 (80)
15才で裁縫を始め、今も仕立ての注文を受けて、着物を縫っている。
東日本大震災では、ちゃんちゃんこを40枚縫って贈り、釜石の避難所にいる人から、お礼の手紙が届いた。
尾鷲市早田町で、唯一の民宿「やすらぎ荘」も一人で営んでいる。
12年前に夫と長男を亡くした。 何もしないで家にいると、思い出すから忙しくしているという。 毎朝5時に、自宅の隣にある宮さんの鈴で目を覚ます。 大敷の漁労長が鳴らす。 起きてから浜へ出かける。 若い人と話をするのが大好きで、大敷の人たちは行かないと心配する。 皆からは「みっちゃん」と呼ばれ、親しまれてきた。
趣味はカラオケで、着物が1着仕上がると仲間を誘ってカラオケへ行く。 手製の着物を着て、年数回舞台に立つ。
「尾鷲のばあちゃん、いつまでも元気でいてね」との、ひ孫からの電話を励みに針仕事に頑張っている。
早田町を代表する料理名人のツーショットです。 右の人が三木満子さんです。
いつも彼女の差し入れをいただき、私の舌と胃袋は完全に彼女の虜です。
心も虜になりそうです。 みっちゃん! ほんとうに良かったですね!
そして、いつも有り難うございます。
農作業レポート
伊勢海老漁が解禁されましたが、海が荒れ波が高く思うように漁に出れず、また大敷、定置網漁もまだお休みですので、漁に関するブログがだせないのが残念です。
また畑の作業も一段落しており、今日は畑の周囲のようすを報告します。
畑よこに自生している草花たちです。
いまメダカ池とその周辺の環境整備を行っており、休憩所の設置計画もあり、その準備作業中であります。 完成しましたらブログにUPしますので、楽しみにしておいてください。
農作業レポート
久々の農作業レポートです。 夏場にはびこばれた畑の雑草との戦いに終止符を打つべく除草作業に追われ、ブログの更新を休んでおりましたが、それも一段落しましたので、また再開致します。
里芋(八つ頭)もサツマイモも台風にもめげず、順調に生育しています。
11月の収穫が楽しみです。
季節のうつろいは早く、すでに秋本番をむかえ、朝夕の気温もずいぶん下がりました。
また伊勢海老の漁も解禁になり、2-3日前から漁がはじまり、少しづつ港が活気づいてまいりました。
そして本格的な漁、大敷(定置網)もまもなく始まります。
また大漁、GRAN PESCA!の期待です
きほく里山
先日、紀北町の方へ行く機会があり、きほく里山体験笑楽校を訪れました。
こちらの下河内地区は昔は紀伊長島と宮川上流の山を結ぶ街道があり、広い田畑や山林がある恵まれた地域でしたが、現在では3世帯5人が生活する、ぎりぎりの町になってしまい、この美しい山や田畑を荒れさせることのないようにと、地元のお年寄りや若い人も参加し、そば栽培からはじめ、古民家を改修し、「そば蔵 旭屋」をつくり「きほく里山体験笑楽校」の活動になり、そば打ち体験のほか昔ながらの田舎体験やイベントを企画し、こちらを訪れる人たちとの交流を楽しみながら休耕田でのそばやマコモの栽培や収穫も行っておられます。
これはマコモの栽培中の田んぼで、稲科の植物なので水田で育てます。
非常に栄養価の高い植物で、中華料理の高級食材です。
天ぷらでいただきましたが、姫竹のようですがクセのない淡白な味でした。 サラダでも美味しくいただけそうです。
こちらは古民家を改修して、そば打ち体験もできる「そば蔵 旭屋」さんです。
これは「旭屋」さんでいただいた昼食です。 ほんとうに全ての味が美しいとしか言いようのない体にやさしく、おいしいもので、ふと、江戸時代の人も、これとおなじものを食べていたのではと思われる料理でした。
ここで一つお詫びしなければならない事があります。 実はメイン料理の打ち立てのそばの写真が無いのです、気づいた時には既に私の胃袋のなかに収まっておりました。 申し訳ありません。
こちらでは時間の流れが止まっているかのよう、ゆっくりと穏やかに流れ、まるで自分の家に帰ったような安らかな感覚におそわれ、おもわず眠ってしまいそうになりました。 これは決してお金では買うことの出来ない時間と空間と美味しさとやすらぎです。 お金といえば食事代金を払っかも忘れてしまいましたが、たぶんお支払は済ませたとおもいます。 そんな感覚に陥る場所です。
派手さはありませんが、やすらぎと癒しと美味しさはお薦めです。
くき漬け料理
こちら早田町のソウルフードで、絶大な人気をほこる漬物ですが、大阪人である私は今まで食べたことが全くなく、また名前さえ聞いたことがありませんでした。
一言でくき漬けについて述べますと、ズイキと赤紫蘇の塩漬けなので、梅干し的な味もありつつ、その食感は歯ごたえがあり、赤紫蘇の爽やかさもあり、こちらの夏の食べ物として欠かさないもので、魚やご飯とあわせると相性がいいみたいです。 特にカツオのナマブシと合わせるのが正統です。
しかしながら、わたしが料理したのはピザのトッピングとして使ってみました。
エンジ色の小口切りのものがくき漬けで、ピザの油っぽさを緩和してくれます。 すこし塩分がつよいので、マヨネーズをつけてみましたが、相性がいいようで、マヨネーズあえだけでもいけそうです。
ピザのトッピングはお薦めですので、一度お試しいただければと思います。
この他、炒飯にも合いそうですね。