早田産の魚料理
タカノハダイです。 この魚はこちらの漁師さんから頂いたもので、こちらでは伊勢海老の漁師さんの網に良くかかるさかなで、独特の磯の香があり、嫌われもので、こちらではよく捨てられる運命の魚です。
しかしながら、何の、わたしが料理した結果、味は申し分なく、捨てられるのが不思議なくらいの味の魚で、あまり大きい声で言いたくないのですが、本当に美味しい魚です。
実は、この魚、頂いてから20日ほど冷凍庫に入れたままにしておりましたので、唐揚げにするつもりでしたが、これではこの魚の味が分らないので、刺身、塩焼き、唐揚げの3種にチャレンジしました。
美しい白身の魚で、見た目よりしっかりした身です。
ボラ同様クセのある魚は下処理、鱗やヌメリを丁寧におとし、三枚に下ろします。
長期冷凍保存していた割には刺身でも十分味わえ、本当に真鯛の味でした。
塩焼きも白身の淡白な旨味と濃厚な脂がのり、これもなかなかの逸品です。
唐揚げの途中ですが、これも香ばしく、また中骨のあたりの身は鯛より旨いようです。
もっとも、魚の美味しい部分、頭、砂ずり、ヒレと全て集合で内臓の肝もいれてます。
たぶん、この魚はその強靭な歯で磯のおいしいものを食べあさっているようです。
今日の早田
今朝の早田は強い低気圧の接近で強風が吹き荒れ、早々に本日の漁の中止が決定されました。
朝10時すぎの港のようすですが、湾内でも波が立ち始めました。
新早田コミュニティーセンターの建設工事も最終段階に来たようです。
午後になり一段と風雨が強まり、台風なみの荒れ方で、農作業も出来なくなりました。
残念ながら、漁も畑も明日に持越しです。