となり町3
まえの休みの日に散歩に出かけた隣町、三木浦の先の三木埼灯台です。
この灯台は紀伊半島、熊野灘の海の要所を照らす重要な三灯台のひとつで、潮岬の潮岬灯台と志摩半島の大王崎灯台のほぼ中間に位置します。
灯台までの道は徒歩で約40分くらいですが、その道中の森や岩、潮騒の音は、お隣のナサ埼以上のものがあり、着くまでの間の時間は、時間の感覚が狂うほどの不思議な、夢のなかで見た風景と錯覚するほどです。
三木埼灯台へつづく山道の入口は尾鷲ヒノキ林が迎えてくれます。
山道を登りはじめると、こんな雄大な景色が現れます。
上は太平洋と手前の下の小さい岬の左に入ると早田です。
奇木が多く、この木は太い枝を左右に地面と水平に張り広げております。
この木も枝の一部が横に生え繁っております。
岩の上や岩を押しのけ生えております。
まだまだ奇木や奇岩がありますが、これくらいで、又この付近にはヤブツバキの群生地もあります。
いよいよ三木埼灯台ですが、この灯台は昭和3年に初点灯、以来熊野灘を航行する多くの船舶の目標とし海の安全を担っております。
この灯台は潮岬灯台や大王埼灯台とことなり車でのアクセスが悪く、その分観光化されず、自然が残り、原始の森が広がっています。 実際に約2時間ほどのあいだ誰ひとり人に出会うこともなく、熊にも遭遇しませんでした。 たぶん冬眠中だと思いますが、私はひとり、この原始の森の大自然に酔つており、ワクワクしながらこの地や風景を楽しいんでおり全くの無防備でありました。
そして今、その写真をみてもその臨場感やスケール感がないので残念です。 やはり現場で体験していただくしかないです。
ぜひ「熊野」をこちらで感じていただきたいです。
今日の早田
今朝7時すぎの早田の日の出です。 今朝は冷え込みがきついです。
今朝の漁も昨日と似たりよったりです。 今日は太刀魚が多かったです。
太刀魚の他はアジ、サバ、スルメイカ等で芳しくありません。
本日、1月18日は無人の農産物直売所をオープンの記念すべき第一歩の日なので、その準備作業に朝から、店の設営や白菜の収穫、からし菜の漬物の袋詰め作業に追われ、午前10時に目出たく開店することが出来ました。
この無人農産物直売所の名前は「しおかぜ市」で、今日は初日ということで無人ではなく、この直売所の説明も兼ね、関係者が集まっております。
そして、この直売所は今、早田の漁協の購買の前の外のスペースにテーブルを置いただけの店ですが、町の住人のオープン スペースのマーケットとし、出品、出店を個人でも自らの管理と責任で行うことができるものです。
今回は「ひまわりの会」婦人会が中心となり、この直売所の運営を行い、共同農地での収穫した農作物の試験販売が主になっておりますが、町のオープン マーケットとして多くの人が集まってくれることを期待しております。
オープン初日の「しおかぜ市」は完売御礼です。
この市が大きく発展することを期待します。