ラテン情報
私の知る中南米の人たち、知人や友人を含め、仕事での知り合いからの情報であり、あくまでも私の個人的見解であることをお断りしておきす。 彼らの宗教はほとんどキリスト教で、そのなかでも戒律の厳しいカトリックでありまが、実際には、わたしの知る範囲では、浮気ぽく、女性を見ると、かったぱしから声をかける勢いであり、また人情ざたや争い事も激しく、教えよりも、血と個人主義が強いみたいです。 よくスポーツ選手が大事な試合のまえに十字を切りその手に接吻するシーンをよく見かけますが、自分の神様にお願いする対象で、我々が神社で祈願するのとおなじようです。 DIOS MIO!
性格は我々日本人とは正反対で、時間の観念もまったく異い、時間どうりに運行される日本の電車のダイヤに、たいへん驚かれます。 メキシコの空港での話で、いつも遅れたり、欠航があたりまえで、時間どうりに運行したら客からクレームが出るが、遅れや欠航でも黙って帰るような人たちです。
それと、彼らが驚くのは時間の観念だけではなく、日本が、日本人が親米であることです。 彼らには、アメリカによって人類で初めて核兵器による核爆弾を広島と長崎に2度も落とされ、一瞬にして何十万の人が殺され、多くの放射能被爆者を出したのに、日本が親米であることがどうしても、理解出来ないらしいのです。
日本が親米である理由の説明は、日本には「ゆるす」と言う文化があり、島国であるので、争いの連鎖を避けるためと、戦争そのものは国が行なったもので、アメリカ人というだけで、すべての人を責めないというしかありません。 ちなみに、中南米の国々はキューバをはじめ多くの国は反米意識が強いので日本を理解できないようです。 しかしながら、広島の原爆資料館を訪れた外国人は、その悲惨さに、皆まちがいなく言葉を失います。
広島と長崎から67年が経ち、やっと放射線物質の半減期、ストロンチウムとセシウムで約30年、プルトニウムとウランに至ってはやく1〜16万年でありますが、核による被害を忘れかけておりましたが、昨年の福島の原子力発電所の事故はチェルノブイリを上回るといわれ、人類はまだ核をコントロール出来るのか疑問です。 兵器はおろか平和利用においても、このありさまで、もし北朝鮮がミサイルなんかでなくても、セスナ級の飛行機でも福井の原子力発電所に突っ込まれたら、北朝鮮と福井の距離を考えると寒くなります。
ベトナム戦争、中東戦争、イラク空爆等で多くの一般人の命が失われました。 そして日本の基地からも出撃しました。 アメリカの正義は本当に正しいのか、もう一度、日本人は考えるべきではないでしようか。
ラテン情報がズレてきましたのでまた次回