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大阪とラテンと私

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 私がラテン化したいきさつを少し、たぶん、中、高生くらいの時に作家のヘミングウエイを知り、特に「老人と海」と「日はまた昇る」に感動し、彼がアメリカ人でありながら、スペインの内戦に参加したり、行動派の作家であるのと、フランスのパリやスペインで毎日楽しくワインと恋愛や闘牛にあけくれる生活に憧れをもっておりました。 それから、大学でスペイン語を学び、卒業して入った会社が中南米専門の貿易会社で、本格的にラテンの人たちと直接触れあうようになりました。 もっとも、大学で、変な外国人教師たち、牧師のスペイン人、元GIの教師、やたら日本語が上手なアルゼンチンの人たちと直接に触れ合うようになり、ますますラテンの人や物や考え方に興味を深めていきました。

 日本人のなかで大阪の人たちが最もラテン気質があると言われておりますが、それは、大阪のおばちゃんに代表される、人なっつこさと、ひとりでボケ、ツッコミが出来、陽気で本根でしゃべり、派手であります。 コンサートでは自ら楽しむので常に大きく盛り上がり、スポーツ観戦でも阪神フアンのごとく、熱い応援とヤジの激しさは同じ血であります。

 それから、大阪出身の代表的作家の開高健氏はベトナム戦争の取材で最前線まで行き、はたまた料理人をつれアマゾン川やアラスカまで釣りに行き、美味しいものを食べつくし、亡くなられましたが、まさに大阪人そのものです。

もうひとり、私の最も尊敬する作家では、筒井康隆さんで、ノーベル賞作家の大江健三郎にして先進的作家と言われ、その作品は正に大阪的なごちゃ混ぜとドタバタがベースになっているようです。  このご両人がその青春時代に過ごした同じ映画館(現在も営業)は今も私もお世話になっております。

 話が長くなってきましたので、続きは、ラテンの人たちについて、またの機会に書きます。

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漁業と農業が大好きな永遠の少年で、
自然と山をたいへん愛する人です。

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