早田産の魚料理
今日は私の料理ではなく、こちらの料理名人の三木満子さんが「まかない料理」としてつくられ、差し入れにいただいた「ちらし寿司」を紹介します。
本当はもっとシンプルで彩りもなく地味なものでしたが、少しいただいた後、写真撮影用に紅生姜とモミ海苔をトッピングしましたが、写真では味が分りませんよね。
ご本人に後で作り方を伺ったところ、やはり味にはワケがありました。
この料理の主役の魚ですが、この前のブログで私が紹介した、刺身の旨いムロアジ(きんむろ)を刺身にし、酢でしめ、味を凝縮させてから、ほぐした身を寿司飯で合わせただけで、具はあとシイタケぐらいです。 まかない用でつくられ、色合いとかの小細工は全くありません。
普通、お客さま用には「おぼろ」(でんぶ)などを使い色合いをととのえ出されるということですが、私は彼女のシンプルで絶妙な味かげんにはいつも脱帽です。
実は、わたしはこの種のご飯ものは好物ではないのですが、彼女のものだけは、いつもわくわくしながらいただいております。
ムロアジの刺身です。
お客さん用には、このような色彩で出されます。 ピンクとうす緑のものが「おぼろ」(でんぶ)で、白身魚をほぐし全てを手作りで料理されますので、見た目の派手さとは逆で、素直な本当に美しい味がします。
食べ物は写真では味がわかりませんよね。
早田の「やすらぎ荘」さんでいただけますよ。