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今年初めての笑顔食堂が、かなり豪華だったとうわさに。

テーマ:活動記
笑顔食堂のお弁当販売。
もう一昨日の話しになってしまいます。
2015年、一発目の笑顔食堂お弁当を販売しました。


今回、めちゃくちゃ豪華です。
お正月特別版とでも言いましょうか。



仕込みは月曜日から。

手作りようかん。
昔から、特別なときに作るとっておきのお菓子。

炊いたあずきの、ひと粒ひと粒の皮をむく。





初めの段階で炊きすぎると豆はつぶれて、
炊き方があまいと豆が硬くて皮がむけません。

このタイミングが腕の見せ所。



皮をむいたら、どろどろに煮て、寒天を投入して。
その間、焦げ付かないように丁寧にかき混ぜます。


本当に時間のかかる料理。

朝から始めても今日中に終わらなかったので、かんてん投入は翌日にもちこし。

僕には皮むきを続ける根性がありませんでした…




翌日
ひきつづき、ようかん作り。

昨日ドロドロにした大豆をしぼり、



かんてんをきれいに溶かし、





寒天に先ほどの絞った大豆を入れたら、
少しずつ砂糖を入れながら煮つめ、
十分とろみが出たら、冷やして完成。



とろみが出るまでの間、
焦げないようにずっとまぜ続けます。
今日は約3時間。

混ぜ番をしたぼくは、
見事に焦がしてしまいました…



焦げの味はほぼなかったのでギリギリセーフ!
と、思いたい…

この日は型に流して、冷やしました。




そして、お弁当当日。

ようかんも完成し、お弁当にはいりました。





さらにさらに、ひっそりとではありますが、
お料理研究家の枝元さんにも手伝っていただきました。



未利用魚をつかった新レシピの開発。
そしてメンバーにも限りがあるので、
少ない仕込みでできるお料理レシピ教室も開催してくださいました。



今回のお弁当、本当にひと味違いました^^

地域おこし協力隊として働くということ

テーマ:活動記
書こうか迷いましたが、大切なことなので。

いま、とてもスッキリしています。
先週末に訪れた東北で、決定的に自分の何かが変わりました。

協力隊になると決まってから、
聞かれるたび苦しい質問がありました。

「なぜ尾鷲に?」

協力隊になるきっかけは、
「震災があったから」
「地元とは・地域とは、を考えるようになった」

しかし、協力隊として選んだ土地は、尾鷲。

「伊東さんという、信頼できる人がいたから。」
「150人の町でなら、現在の日本の根本的な問題にむきあえるから。」
どちらも本当の気持ちです。


しかし、もう一人の自分は違う問いを投げかけてきます。
「ただ逃げてるだけなのでは?」と。

ぼくは一度逃げています。
震災が起き、東北のために自分にできること
「すぐに地元に戻り、復興のために働くこと。」

その選択肢を、色んな理由をつけてもみ消しました。
本当は、ただただ勇気がなかっただけです。
他の人たちと違う道を歩いていく勇気が。


そして今回の東北
宮城出身ですが、尾鷲で働いてます。
地域の仕事をしています。
と、自己紹介するとき
「だったらなんで、大変なときに帰って来なかった。」
「逃げているだけだ。」
地元で頑張っている人たちに、そう突きつけられるのではと
内心不安な気持ちもありました。


でも東北のみなさんは、
「宮城出身なんですね!」
「一緒にがんばりましょう!」 と
とても暖かく迎えてくれました。

ハッとしました。
言葉にしづらいですが、
前に東北から逃げて、
東北の人に対して持ってしまった後ろめたさ。
それを深い懐で、大きく包みこんでくれた気がしました。


そして思い至ります。

ふだん尾鷲や早田のひとに、
「3年たったらどうするんだい?」
そう聞かれると、いつもお茶を濁していました。

ずっと早田に住んでいてほしい。
そういってくれる人たちに対して、
「いつもお世話になっているのに申し訳ない」
そんな気がしていました。

でもそれは、とても不健全な状態でした。


ぼくはやっぱり東北が好きです。
いずれ帰るでしょう。

いつもお世話になっているのに、
自分の好きなこと
自分の向かいたい方向
これらを胸を張って話せない方が、よっぽど失礼です。



地域おこし協力隊として働くということ


会社を作ること、イベントをすること、ブランドを作ること
それが重要なのではありません。

本気で地域と向き合い
本気で自分と向き合うこと
そして地域も自分も、共に成長すること
そのためにお互い刺激し合える仲間をつくること

これらが重要なのだと思います。


早田に来て半年。
本気で向き合ってきた結果、
決定的に自分の何かが変わりました。

ここに書いたことを見直しても、
ほとんど、どこかでよく聞くことばかりかもしれない。
だけど今、
すべてが実感として骨身にしみわたっています。

きっと成長できたと思います。


「いずれは帰るのに、早田のため?それは偽善だ。」

そう言われるかもしれません。
だけどこれは、一つのぼくの決意です。
ぼくは早田も尾鷲もここにいる人たちも大好きです。
早田に住んでいる限り、
どこまでも本気で早田と向き合います。



決意を胸に、
これからやっと協力隊として、
「本当のしごと」
「本当の発信」
をしていけると思います。

長くなりましたが、
今回の東北FWのきっかけを作ってくれた、
ETIC. 春野さん
夢古道 伊東さん

現地で暖かく迎えてくれた
ウラバタケcafe 小玉さん
田村市復興応援隊 鈴木さん
双葉町復興支援員 安谷屋さん
出会ったすべての皆さん

そして最後まで読んでくださったみなさん。

本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

東北には素敵な出会いがある。

テーマ:活動記
昨日のFacebookに投稿した内容ですが。
転載します。


↓↓↓↓
最高の三日間。
一瞬一瞬が果てしなく濃密。



金土日の三日で、宮城県大崎市


福島県田村市と川内村に行ってきました。



視察なんて言葉では片付きません。
仲間づくり。

各地域で地元の方々と交流。

「今日、ここの場で地元の人たちの気持ちに火をつけたい!」

あつい想いをもつ各地区のコーディネーターさんたちと、それに応える夢古道の伊東さん。



そして、確実に何かが変わったと思える実感。

この三日間でそんな場面に何度も出会えた幸せ。

田村市では、
「ここは元気さんと地元の若手のセッションが重要なんす!」と。
どこまで貢献できたかわかりません。僕にはもっと精進が必要。
でもそう言ってもらえただけで、ものすごく嬉しい。

大崎も田村も川内も尾鷲も。山の町も海の町も。
根っこの部分はみんな同じ。

人の数は減っても、
想いがあればコトはおこるのだなぁ と。

それからそれから…
もう、たくさんありすぎて。

もって帰るものがたくさん。

今日は日記を書いて寝よう。
日記帳とか持ってないけど…

今回を糧に、さらに早田を楽しく!




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ようかんの手作りは、本当に大変

テーマ:活動記
笑顔食堂で、手作りようかん。
昔から、特別なときに作るとっておきのお菓子。

ようかん豆

ようかん皮むき

炊いたあずきの、ひと粒ひと粒の皮をむく。
初めの段階で炊きすぎると豆はつぶれて、
炊き方があまいと豆が硬くて皮がむけません。

このタイミングが腕の見せ所。

皮をむいたら、どろどろに煮て、寒天を投入して。
その間、焦げ付かないように丁寧にかき混ぜます。

ようかん皮むき後

ようかんドロドロ

本当に時間のかかる料理。

朝から始めても今日中に終わらなかったので、かんてん投入は明日にもちこし。

僕には皮むきを続ける根性がありませんでした…

はじめてワラサをさばいてみた。

テーマ:活動記
年末の様子になりますが、Youtubeの第一弾に初めてワラサをさばいてみたところをアップしています。





自分も半年前までは全く魚をさばいた事はありませんでしたが、「これなら自分にもできるかも!」と魚をさばいて食べる人が一人でも増えて行けばいいなーと。

ただのデジカメだったので、途中で動画は切れてしまいました。
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