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パンがなければ小麦粉を

テーマ:早田紹介
パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃないベー


とモンローさんはいいました。


もっといえば、

パンがなければ小麦粉を、

小麦粉がなければ、小麦から作ればいいじゃない'`,、('∀`) '`,、


といったところでしょうか。


鉄腕DASHのような世界観ですね。


ところが、はいだでは、ずっと昔から必要なものを自分で作る習慣が残っています。


特に山間の小さな集落で、物流もかつては非常に悪かったそうです。
自然と必要なものを自分たちでそろえるようになったのでしょう。

自然というか、必要だけど手に入らないから、作るしかない。



昨日、

いつものように売店に座っていたら、「はいだでお茶をつくっとんじゃー」と言うおじいさまがいたので、ちょっと畑におじゃまさせてもらいました。


茶木
このいい景色が見えるところでお茶が作られています。



今は特に販売などはしておらず、自分で飲んだり、ちょっとずつお裾分けしているだけだそう。

普段は大阪に住んでいるそうで、年に何回か帰ってきて一人で畑の手入れをしているのだとか。

それどころか、大阪の家の屋上でもプランター栽培をしているそうです。

みかんとお茶を。

普通都会でそんなの育てるかね!?しかも屋上!と思いますが、ようはやる気みたいです。


お茶を育てるのも大変で、枝の選定や土の作り方など研究を大阪で日々続けているそうです。



今はお茶を大事に育てていますが、昔は畑で食べるものを作り、端っこの余った土地でお茶を作ったりしていたそうです。



お茶以外にも畑には、

しゅろ
棕櫚(シュロ)

縄を作っていたそうです。


しきび全体
しきび

しきび葉
お葬式やお墓に供えるために使います。

しきびは結構育てている家も多いそうです。

このような生活に必要なものを自分たちで育てる習慣が、はいだには残っています。



ぼくなんかは、「手間か、金か」といった感じで、労力と値段を比べてものを選ぶことが多かったです…


「パンがない → ケーキを食べる」は、お金をかけて、作る労力・探す労力を省くと言った贅沢な印象ですが、

小麦粉からつくるといった考え方は、こだわりという面もあるかもしれませんが、手間か金かといった考え方から抜け出して、普段の生活+αのちょっとした時間と労力で上手に必要なものをそろえる生き方の知恵なのでしょう。



そしてはいだでは、お茶を飲みたいからお茶が育てられたのでしょう、きっと。

一人でひろい畑をみるのは大変だといってましたが、こういう習慣はなんとか残していきたいです。



はいだ展望
畑のあたりはいい景色!


余談ですが、

鉄腕DASHの見方が、面白い!から参考になる!に変わってきてます…

見てると、「あの作業の仕方、はいだでもできるんじゃない!?」とか。

これは職業病でしょうか…(´д`)

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