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ぼくの爺ちゃんは今、ぼくが大人になった頃にも
早田の町が、元気でいられるように仲間たちと
いろんな活動をしている様です。
ぼくを抱っこしながら、町作りって… 活性化とは…
人づくり?とつぶやいています。
爺ちゃんとそしてぼくも、時々爺ちゃんの独り言
紹介したいと思います。

ふるさとは 遠きにありて思うもの… 爺
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神楽の伝承

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 爺ちゃん ぼく神楽見ただけで恐ろしい

 うん 30年程前まで 青年団が活動していた頃は
 お正月に各家を 2班に分かれて玄関先で神楽の
 奉納が あったんさー。
 終わった後 小さい子供は神楽に頭を噛んでもらう。
 小さい子供は神楽をみただけで泣いていたよ。

 今回 水産多面的機能発揮事業の伝統文化の
 継承の予算を使って神楽の伝承をおこなったよ。

 先生は 地区の60代から70代の人たち
 生徒は ほとんどが 他県からきて早田で漁業に
 従事している 若者たち。 

 神楽練習

 神楽練りこみ

 爺ちゃん いきなり早田の祭り囃子に縁のない
 若者が神楽出来るん。

 何事もまず スタートを切ることが大事やなー。
 始めること。

 今回の伝承教室に参加してくれた地区の人は
 
 青年団が 復活したみたいやなー って
 嬉しそうに話してくれた。

 
 練りこみ

 次も こんな機会を作って 笛や太鼓 神楽を
 舞う 役割分担を決めなあかんなー って

 今回 集まってくれた若者たち

 協力 ありがとう。

 できれば これからも地区の行事に積極的に
 参加して町の人ともっと交流を深めてほしいなー。

 これから 町の若者たちと同様に あんたらが

 この町の 主人公になってほしい。 


 神楽剣の舞

  
 

 
   


 

お日待ち

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 早田地区では 毎年1月28日にお日待ち行事があります。

 爺ちゃん お日待ちってなにー

 お天道さんを拝むことかな

 現在は 早朝から餅をつき 共同組合長が 取り分け
 8組のお供え用のお餅つくるよ。
 そのお餅を早田神社 稲荷神社 恵比寿神社 観音寺
 浅間さん 漁協 大敷 にお供えをする。

お供え餅

 各神社当番 大敷社長 共同組合長がみんなで それぞれの
 神社にお神酒 洗い米 塩をお供えしておまいりをする。
 のち 今はコミュニティーセンターに集まり 奇数の人数で
 お神酒をする。

早田神社
稲荷神社
恵比寿神社

 精進料理をいただきながら正午まで歓談し 正午に
 外で お餅を供え 太陽に向かって参拝をする。

精進料理

 今度は 精進料理を解いて刺身も入れて酒を飲む。

刺身を追加

 早田では 明治時代後半から今の大敷網が始まった。
 それより前は 名吉網を地区の事業として行っていた。
 毎年の共同総会で各神社当番をはじめ 名吉網(みょうぐちあみ)の
 役割分担を決めていた。
 親船 網船 あらみなど色々な役割があり 漁獲物の分配の
 割合まで書いた資料が 今でも残っているよ。

 そして この名吉網の役割当番の人と各神社当番の人が
 1月2日のお弓行事の運営を取り仕切った。


 以前は 恵比寿神社当番の家に共同組合長 役員
 各当番のひとが 20名程集まり 早朝から 風呂に
 入り 身を清め  酒を飲んだり ばくちや近年では
 カラオケなどを楽しみ 正午にお天道さんに参拝し
 夜まで酒を飲み お日待ちの日を過ごした。

 爺ちゃん なんで大人は太陽を拝むだけで 朝から
 酒を飲んで1日中遊んどるん

 ん 昔から日本は 八百万の神としていろんなものに
 信仰が あったよ

 太陽の信仰は 日本だけではないけど
 ただ ハル お酒を飲みながら 名吉網のことや
 地区の事 いろんな事にそれぞれが いろんな意見を
 出し合い そして みんなの結束を作っていたと
 爺ちゃんは おもっている。
    
 子供は わからんなー ただ 酒をのんどっただけ
 じゃないんさなー
 いつか わかる時が 来るやろー

 もう一つ 早田は 貧しい村やけど 生活に困って
 小さい娘をそとに出すことは なかったらしいよ。

    それも地区の事業としてみんなが名吉網に
    協力していたからかなー。

 爺ちゃん 早田にいろんな行事が 残っているみたい
       ぼくやりょうくんや小さい子供が大人に
       なった時にも今の行事が 残っていると
       いいなー。

    

初総会

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    1月16日 毎年共同組合の初総会が 開催されます。
    以前は 1月14日が 初勘定 午前中役員会が
    開催され 1年の収支 総会議案など審議され
    午後 組合長宅で 職員他あつまりあらためて新年の
    お神酒が 行われていたように記憶しています。

    今年の初総会では 議案として
    平成25年1月1日から12月31日までの
    収支報告書 資産及び負債 別途会計余裕金
    管理明細書の承認

    本年度本役加入 脱退及び組合員資格変更の
    承認

    遷宮について

    役員選挙について などが審議されました。

    また 報告事項として

    ビジョン早田実行委員会の法人化について

    寒ブリ祭りについて

    その他 神楽の伝承について

    などが 話合われました。



   

早田の石行

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    石行と書いて いしぎょう と読みます。
    早田地区では 毎年1月15日におこなわれます。
    早朝 船に 太鼓や般若心経の一文字が書かれた
    小石が約300個余り 竜神さんのお札の付いた
    竹 お神酒などを積み込み大敷の出船後 出発
    します。
 石行

    共同組合長 大敷社長 各神社当番の方が船に
    乗り込み 和尚さんの般若心経などのお経と共に
    太鼓を叩きながら 般若心経の文字が書かれた
    小石を海に投げいれながら湾内を回ります。 

石行

石行

    途中 松尾神社前 大敷網のハグチで組合長が
    洗い米 塩 干物の切り身と共に海にお神酒を
    おこないます。

    日にちの前後は あるものの周辺の地区でも
    同じような行事が行われているようです。
    毎年 須賀利の石経の行事がよく取り上げられ
    います。
    早田では石行 須賀利では石経と書くようです。

    最後に堤防の前の古くから竜宮さんと呼ばれ
    ているところに竜神さんのお札がつけられた竹を
    しばり寄港します。

お札

    ちなみに 小網の網入れに出るときに竜宮さんの
    そばで 帽子をとってお神酒をして出港したり
    大敷でも 魚をなげ入れ大漁を願うなど 以前は
    行われていました。

    12月のお寺のすす払いの後 この石行の行事を
    終えてお寺も神様から仏様にかわります。

それは 笑顔です。

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1月11日 県松阪庁舎で三重県青年・女性漁業者交流大会が
開催されました。

青年 女性漁業者交流大会

青年 女性漁業者交流大会

今回この活動実績発表に早田漁師塾の1期生
吉田元治さんが 「私が漁師を始めたきっかけ 早田漁師塾」と
題した 発表を行いました。

早田漁師塾

早田地区や漁業の概要説明から始まり早田漁師塾開設の
背景 実践活動の状況や成果 そして実習内容や波及効果などを
紹介しました。

早田漁師塾

爺ちゃん 吉田さんの様子は
うん 本人は相当緊張していたみたい
「やべー 心臓が 口から飛び出しそうやった」だって
でも 最後は マイクスタンドから自分でマイクをはずし
質問に答えていたよ。

質問

「知らない土地に入っていく時 必要なことは
なんですか」

「 それは 笑顔でしょう。」って
いつもの 吉田さんらしい 笑顔でこたえていたよ

爺ちゃん 表彰式は

県漁連会長賞を受賞しました。



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プロフィール

雲

ハルと爺

野球もテニスも将棋も釣りも
みーんな下手の横好き
鮎釣り三昧してみたい

ぼく ごはんだーいすき

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