尾鷲市早田町活性化

最近、サボってまして、久々の更新です。
先週金曜日に、仕事で神戸空港とその近くの大学に行ってきました。
神戸空港も含め、関西三空港の一体的利用を検討しているみたいですが、神戸空港はそこそこ便数もあり、駐車場もほぼ満車で驚きました。
神戸の三宮から車で約１０分、ポートライナーでもこれるので立地条件的にはいい感じです。

奥に見えているのが、淡路島です。神戸空港からかなり近い感じで見えました。そして展望デッキに食堂があったのですが、そこから見る風景もよかったです。

その１週間前の１８日の土曜日に、みえの舞台会議で早田地区の活性化の動きなどの説明をしてきました。皆さん活発な意見交換になっており、最終の討論結果の発表などはいいところの議論ができているなとの感想です。
最近よく感じることは、市民との対話などを通じて始めてよい事業ができるとの感想を持っています。

ふるさと回帰フェアって知ってますか？簡単に言えば、田舎に住んでみたいと思う方に、田舎暮らしをサポートする県、市町村がブースを出し、相談会を行うことなんですが・・・・・
今年は雰囲気がどのようなものか、どのような展示をしているのか視察してきました。
しかし、相談までは程遠く、みんな先着４００名に配られる１キロのお米と物産展が楽しみにやってきましたという人が多く、残念な気持ちを持った次第です。


なかの雰囲気は午前１０時開場でしたが、こんな雰囲気でした。

三重県から、三重県、熊野市、大紀町、津市が参加されていました。

実は前日にイーデス・ハンソンさんの『熊野古道に暮らしてみて』の講演の後、パネルディスカッションに参加し、よい話が聞けました。
高知県知事が、高知県は工業出荷額全国４７位、森林面積が約８０％の土地柄であることを紹介した上で、森林の持つ公益的機能に着目して、森林税を導入したこととか、新しい価値観が見出せる時期にきているから、もっと田舎のよさをアピールしなければならない。高知県には、おいしい水、食材があり、食べ物がおいしいところであり、そのことをもっと情報発信をしなければならない。

これから、私たちが田舎から都会へ人、物等を送っていた中央集権的な役割から、都会から人がくるしくみをしっかり構築しようと呼びかけをおこなったスピーチはすごく感動し、このようにトップがしっかりとした認識をもって、地域づくりをやるという姿勢を持つ人が多く現れていることに期待しています。

さらに、大分県の竹田市の市長が、地域、歴史をしっかり認識して地域が地域力を学び、自分たちしかできない町をめざす必要があるとの話もありました。

これらの言葉はまさに早田での取り組みと同様であり、このような考え方を皆で共有したいと思います。けど、このような考え方の共有をするには、田舎はもとより、都会の人ももっと時間もかかるのかなと思います。

まだまだ暑い日が続き、みなさんうんざりしていませんか？処暑も過ぎても毎日暑く、秋風の吹くのが楽しみになってきました。そんな中早田の一角に秋桜（コスモス）が咲いていました。その写真がこれです。

見にくい写真ですが、秋ももう少しかなと感じてください。

８月１１日から１３日にかけて、関西大学サッカー部約１７０名が九鬼中学校にやってきました。今回の合宿はサッカーの練習ではなく、部員のチーム力及び自主性をアップするために、田舎での農作業や山の下草刈り、ゴミステーションの作製などに取組みました。
台風が気になる空模様で、１２日の午前中は雨に降られましたが、概ね天気は良好で、よい合宿になったのかな。地元の人も喜んでもらい、最後には涙を流す方もいるほどでした。
このように外部の人との交流により、地域の人が地域を見直し、外部の人も田舎の大事さをわかるような取組みにつなげていきたいと思います。

これまでのニュースレターを連続して掲載しましたが、最新のニュースレターがこれです。これからニュースレターを発行のたびにブログに掲載します。
この記事は７月１７、１８日に三重大学生の応援を受け、プール掃除したときの記事です。また、盆に帰省してきた方、地域のみんなにこれからもがんばりましょうというメッセージを込めた記事になっています。