ぼくと爺ちゃんの早田ブログ

　早田漁師塾が終了しました。　　

　閉校式は組合長挨拶のあと　

　塾生　柏木君が講師となっていただいた
　漁業者の皆さんにお礼を述べ
　関わっていただいた漁業者の皆さんと
　ささやかながら慰労会を開催しました。

　スタートからNHKや雑誌の取材などもこなし
　小型定置　エビ刺し網　一本釣り　大型定置など
　船酔いをすることもなく　無事終了です。

　今回　地区のコーディネーター役の方に
　いろいろお願いをしながら　メイチダイ　タイ　カツオ
　さざえや漁師町ならではのさかな料理は

　本人いわく　「美味しかったー」
　
　大型定置の研修の前　乗組員の人をみて
　「なんか　すごく怖そー」と思ったけど
　みんな親切でよかった。

　みんながチームワークを組んで仕事を
　しているのを見て僕も一緒にやってみたいと
　おもった。

　㈱　早田大敷との面接を終え
　長期研修に入る予定です。

　
　
　

　早田コミュニティーセンターで趣味展が　開催されました。　

　今回は茶道教室メンバーの方々が　１階でお茶の会を
　開催しました。　
　　
　　
　　

　漁師塾総括に集まった　県　市　関係団体
　そして　塾生も　ちょっと一服

　爺ちゃん　感想は

　爺ちゃんは　以前からお茶　お花はすごく興味があった。
　千利休の３畳の空間のなかでのお茶と花　掛け軸　茶器
　そして　対峙する緊張感　
　逆に　利休の野点の会　松林のなかで立派な茶器をひろげた人から
　むしろを敷いて釜に松葉で火を焚いてお茶をふるまった人

　センター正面の生け花　花器も風流やし赤い敷物にちらばった
　栗や落ち葉　特に　いちょうの落ち葉は落ちて踏みしめられた
　落ち葉のイメージらしい

　ハル　この　わび　さびをいつか理解できるようにならんとなー
　日本人のこころやから
　ちなみに　爺ちゃんはお茶をごちそうになったあと口のまわりに
　抹茶の泡がいっぱいついとったみたい。

　爺ちゃん　お茶の作法もしっかり勉強せなあかんなー

　そうやなー　ただ　爺ちゃんは　今日早田のあたらしい力を
　発見した　そんな気がした。　
　

　北山村じゃばら祭へ出店です。
　
　早田ブログ創設からお世話に
　なっているところです。
　当日　朝４時から仕込みを
　開始し７時３０分出発

　１０時開始を前にもう準備万端
　「さかなごはんいかがですかー」
　「あたたかい　大敷汁ありますよー」
　呼び込みも慣れてきました。

　笑顔のメンバーさん　今年は
　販売量を増やしてみたい　で
　
　魚ごはん　まぜ寿司　合わせて２００パック
　大敷汁も２００食準備です。
　試食も準備しました。


　最初は商品の出足が悪く　心配顔
　しかし　試食が功を奏して
　「このごはん　美味しいねー」
　「さかなは　何がはいっとるんー」
　「この魚のみりん美味しいけど
　タレは　どうやってつくるのー」　
　「いやいやそれは　秘密やなー」

　「おーいタレの作り方教えてくれって
　ゆっとるどー」
　お客さんにタレの作り方の講習もしました。

　午後１時をめどに少し残っていた商品を
　値下げ

　「今　買ったところやけど　安くなったなら
　また　買っていこう」

　すぐに　完売です。
　
　爺ちゃん　皆さんの感想は？

　すこし疲れたけど楽しかったなー
　来年は　もっと　こんなもん
　持っていこかー
　いろいろ意見がでとったよー
　
　

　

　

　

　爺ちゃん　早田のひまわりの会ってなに

　ひまわりの会全体会が開催されました。

　早田地区では　毎年正月１６日に
　早田浦共同組合　初総会が開催される。
　古くは　大型定置網が地区によって
　運営される以前　名吉網が地区で運営され
　ていた。毎年の初総会で　さかなを見張る人
　親船　網船など役割分担がされていた。
　また　漁業会の（現在の漁協）の収支報告等も
　この時におこなわれていたようである。

　そして現在共同組合　初総会は
　各々の神社の祭礼　地区の基盤整備
　年間の地区行事など一年の決算の承認から
　始まり　地区の課題などのについて議案を
　上程する。

　ただ　地区には女性だけの家庭もあり婦人会も
　なく初総会の内容を知る機会のない人たちの為
　女性の会としてスタートした。
　
　年を重ねる中から　会の名前を決めよう
　会の役員を決めようという事になり現在の
　ひまわりの会となっている。

　なお　この会の役員さん（世話人さん）が
　今の早田地区活性化の取り組みの中心的な
　役割をになっている。

　
　爺ちゃん　世話人さんは大変なんとちがう。

　ハルもちょっとくらい早田の事が　
　わかってきたなー。
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　

　ハル　今日は天気もよいしひさしぶりに
　温泉行やー　清門の湯はやっぱりええなー

　

　ぼくもいきたかったなー

　

　ふと　思い出した。
　
　以前　爺ちゃんがまだ　会社勤めをしていた頃
　大阪本社で数か月研修が　あった。
　仕事が終わるといつも　アグに集合した。
　本社の課長や近くの菊水堂のおっちゃんや
　かしわやの大花さん印刷屋のかわばっちゃん
　いろんな人と一緒にお酒お飲んだ。

　そんな時本社の課長が　いつも歌っていた歌

　夕焼雲　

　帰りたいけどかえれない

　爺ちゃんが　学生の頃
　お盆とお正月に帰ってくる東京のいとこが
　話していたこと

　休みが終わって学校にいくと友達が
　集まってくる　「田舎にいってきたー」
　「田舎でなにしたの」
　早田のはなしをしていると周りの
　友達が　だんだん増えてくる。
　「たぶん　田舎があるのがうらやましいの
　かもねー」

　小学生の頃夏休みにいつも早田にきていて
　魚釣りや泳ぎに連れて行った子が
　「兄ちゃん久しぶり　この子僕のむすこです。」
　そして一緒に魚釣りにいったときのこと
　
　「兄ちゃん　僕には早田っていうふるさとが
　あるけど　この子にはふるさとが無いんさなー」

　爺ちゃんは　何故か胸が締め付けられる思いがした。

　ふるさと　って

　地始めて凍る　　頃