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とてもにぎやかなお盆でした。

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初めて早田で過ごすお盆です。行事的なことはまったくわからないので、たくさん教えていただきました。

これはみずあげというお花。(アクセントの位置は「げ」)お盆に仏様にお供えする花だそうです。

手前にあるのは、サトイモのくき。細かく切って、お米と一緒に、お墓にお水をかける際に一緒にかけるそうです。

白くてきれいな提灯。今年亡くなった方がいらっしゃる、初盆のおうちに飾られます。

それ以外のおうちは、家紋の入ったちょうちん。提灯を飾るとは、なんとも風情があります。

14日、15日の盆踊りの準備を、13日にしました。やぐら組みです。

どんどん組み立てられていきます。さすが漁師町。

市場の入り口には、竹のアーチが飾り付けられます。今年の当番は1、2番組で、お当番の方々が作ってくれた紙のお花を竹に結わいていきます。

両サイドからの竹を、真ん中で結んで固定します。

それを市場の屋根まで持ち上げて固定します。

両端を市場の柱に固定し、弧を描くようにして完成です!すごい大がかりです!

やぐらには、太鼓とマイクが設置されました。まわりには、手書きのかわいいちょうちんが飾られます。夜になって明かりがつくのが楽しみです。

14日の昼間に、「お盆だよ!全員集合」というイベントを早田コミュニティセンター1階でしました。

やぐら組みの時に一回り小さい竹をお願いしておいたので、それを使って、飾り付けディレクターのお母さんを中心に、みなさんにご協力いただきながらミニアーチも飾り付けできました! 風船がかわいい!ディレクターのセンスが光ってます♪

イベントは、帰省してくる方も、地元の方も、みんなで楽しめるようにと、かき氷、カルピス、金魚すくい、お絵かきコーナー、フリーマーケットをしました。

かき氷は、開店の10時〜が大盛況で、目が回るほどの忙しさでうれしい悲鳴でした。その様子の写真は撮れませんでした。。。

かわりに手作りせんじの写真を。。。

この辺りでは、一番スタンダードなみぞれのことを、せんじと言います。このせんじ、なんとお母さん方の手作りです! みなさん味にはこだわりがあるのですが、みんなで味見をした際、昔早田にあった美味しいかき氷屋さんのせんじの味だ!と自信たっぷりの笑顔でした。作るお手伝いをさせてもらいましたが、シンプルだけどとっても時間と手間がかかる作業!でも、実際に本当に美味しかったです。

金魚すくい、大人気です。ZTVの方や、新聞各社さんも取材に来てくれました。

 尾鷲ご当地キャラクター「ヤーヤにゃん」もかけつけてくれました。

フリーマーケットの売れ行きも好調でした。フリマは今春、早田暮らしをより楽しくするために結成された「ぶりっこ」が主催です。冬のイルミネーションの資金を集めるため、町の人から不要になった衣類や生活用品を集め、フリマで出店しています。冬の時期は、真っ暗な中で漁をする海老網の漁師さんもいますし、美化だけでなく安全のためにもなります。 今後もがんばって資金集めしますので、もしフリーマーケット等で見かけたら応援よろしくお願いします!!

今回のイベントでは、赤字にならないかどうか、ちょっと不安なところもありましたが、たくさんの方がいらしてくれたおかげで、手元にいくらか残すことができました。フリーマーケット以外の売り上げは、毎月一回開催している「げんきのま」の活動資金とさせていただきます。次回以降は、生演奏の方をよんで演奏会をしてもらう予定♪町の方にたくさん喜んでもらえると良いなぁ。

普段静かな早田に、車がたくさん。子供たちもたくさんです。笑い声がきゃっきゃしています。なんだかうれしいなぁ。

さて、日も暮れて盆踊りです。先日アップした通り、早田の盆踊りは仮装します。今年は初盆の方が多かったので、たくさん人も来てくれて、盆踊りの輪も、二日とも、二重になって踊りました。すごく盛り上がって、本当に良かった!!

うた(音頭)も、町のお母さん方ががんばって練習をし、録音したテープではなく、生のうたでの盆踊り。 

 

写真の奥の方に写っているのが、音頭をとっているお母さん方。さすが昔からの盆踊りを知っているので、節まわしがとっても上手。

音頭のうたもとっても独特ですが、歌詞も、ものすごく独特です。今回うたわれたのは、「お熊くどき」といううたで、なんと、内容は火曜サスペンスものでした。ざっくりとした説明をすると、京都のお熊さんが道中泊まった伊勢の宿屋で、宿屋の亭主に金欲しさに殺され、不審に思ったお熊の兄のごん助が亭主の悪事を暴き、亭主はお縄を頂戴、めでたしめでたし。というもの(だと思います)。これを、一曲30分でうたうのです!最初知ったときは、30分もあるのか!!と、すごいびっくりしました。 

1日2時間の盆踊りを2日間にわたりうたいきってくれたお母さん方、お見事でした!! 

そして屋台では、フランクフルト、生ビール、スーパーボールすくいと、たくさんの方にご協力をいただきました。楽しい2日間の盆踊りとなったのは、みなさんのおかげです。ありがとうございました!!

 

15日の夜、盆踊り前には精霊送り(しょうろさん)が行われます。海に向かって、たくさんの人が集まります。

早田の観音寺の住職さんが、お経を唱え、ご先祖様を送ります。とっても厳かな雰囲気。

これは、ひょうなとナスの酢味噌和え。しょうろさんの前に、各家で仏壇にお供えをするそうです。

「なにはなくとも、ひょうなはせなな。」これは、ご先祖様があちらに帰った時に、「ひょうなを食べてきたか?」と聞かれるからだそうです。早田に伝わる伝統食。

明けて16日。朝のやぐらの片付けも終わり、午後2時。浜施餓鬼です。お盆の最後の行事。海で亡くなった方の慰霊と、海上安全、いつもいただいている魚の命の供養。

漁師町独特の行事をたくさん教えていただいたお盆でした。

そろそろ巣立ち?のツバメの子。最近よく地面に着地して(おちて?)います。トンボもたくさん飛ぶようになってきました。台風もたくさん発生しているみたいだし、まだまだ暑いけど、夏も終わりの気配がちらほら。

静かな8月後半ですが、9月に入ったら、お休みだった漁師さんたちが帰ってきて、少し活気が出てくるのかな? 

早田のお盆はハロウィンのよう!?

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いよいよお盆ですね。

お盆といえば、盆踊り。私のイメージは、浴衣を着て、音楽が流れて、それに合わせて踊るのが盆踊り。

でも早田の盆踊りはとても珍しく、仮装をして、うたと和太鼓のみで踊ります。

仮装!? でまずびっくり。

うたも、節をつけた物語を朗々とうたうもの。どんな盆踊りになるのか、いまから楽しみです。 

昔は踊る人も多く、仮装大賞もあり、とても盛り上がったそうです。 うたが上手ければ、踊りの輪が2重、3重と大きくなり、夜明けまで踊り続けたこともあるとか。ここ数年は踊る人も少なくなり、仮装大賞もなくなり、音源は過去に録音したテープとなっているとのこと・・・。

せっかくなので、一昔前のように、お盆をちょっと盛り上げたい!ということで、復活します!仮装大賞!!

なくなったご先祖様の慰霊のため、もう一度仮装して盆踊りに参加してみませんか?

帰省される方、ちょっと寄り道して仮装グッズを入手してみてください。 

当日は生ビール、フランクフルト、スーパーボールすくいの出店もします。みんなで早田のお盆をにぎやかにすごしてみませんか?? 

(仮装大賞の表彰時に表彰者がいない場合は、早田在住のご親戚に預けますのでご了承ください。) 

 

海のちっちゃいのんシリーズ

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おはようございます。

早田では、大型定置網が休業に入り(大敷があがる、といいます)、乗組員のみなさんもお休み。静かな夏がやってきました。

夏になると、魚が活発に動くといいますが、早田では、陸(おか)の上からでも良く見えます。 (でも写真はうまく撮れません)

小網(こあみ)は引き続き漁をしているので、選別の様子を見せてもらいました。

すると、いろんな種類の小魚が。

ミニチュアで可愛いので、ちょっとご紹介します。

ネンブツダイのなかまの子。 身がすけすけ!透明です。

アオリイカの子。こんな色なんですね。 

カワハギの子。ちっちゃい!人差し指の第1関節くらいでした。でもちゃんとカワハギの形。 

ミズムロの子。 

サバの子。 

タカベの子。 

マイワシ。 

カタクチイワシ。

マイワシとカタクチイワシは、もともと小さいので子どもかどうかはわかりませんが。

 

ミナミハタンポ。うろこが固かったです。骨も丈夫だそうな。

以上、ちっちゃいのんシリーズの紹介でした! 

プロフィール

きょうこ

地域おこし協力隊です。
先輩のげんきくんと一緒に活動します。
よろしくお願いします。

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